SNSで画像が流れてきて「これはすごい!」と思ったグッズがあったので、さっそく取り寄せました。
それが「奥野かるた」店の ”漢字博士No.2” というカードゲームです。
何がすごいって、
こんな風に タテ・ヨコ 方面に漢字の偏や旁を合体させてゆくのです。
これ、一見すると小学生向けみたいですが、冠と足もあるので、組み合わせがものすごい数になるのですね。
実は中学生くらいでも、漢字が苦手な子は「偏と旁がごっちゃになる」ことが多いので、「意味を表すパーツ」と「音を表すパーツ」を意識しながら組み合わせてゆく訓練は、意味があります。
そして、アホな人ほど「簡単じゃん!」と思いがちですが、元国語教師から見ると、
「なんちゅー難しいゲームや!!」
ということになります(笑)
このゲーム、簡単に遊ぼうと思えば、適当に偏と旁を組み合わせれば、なんとなくつながってゆくので、それはそれで充分遊べるのですが、実は
9枚✕9枚の81枚の総マスがかっちり組み合わされる「大正解」が1通りだけ存在する
のだそうです。言ってる意味わかる?ものすごいことでっせ!!これ。
タテもヨコも、すべてのカードの上下左右が「かっちり合う」漢字が揃う、そんな組み合わせが1通りだけある、ってことです。それが81枚もある!!!
なんという恐ろしい、奥深いカードであろうか!
とすべての国語教師がガクブルすること間違いなしです(笑)
考案者は馬場雄二さんという東京芸術工科大学の名誉教授の方だそうですが、ほかにもいろんな漢字カード(かるた)を作っておられるようです。
(ちなみに81枚全部がつながる正解も、解説にちゃんと載っていますので、ご安心くださいね)
発売元の奥野かるた店さんには、他にもいろんなカードゲームがあり、また「漢字博士」のシリーズもほかにあるのですが、
奥野かるた店
漢字の教育ツールとしては、この「漢字博士NO.2」が、究極的にハイレベルです。
さっそくうちのこどもたちに試してみようと思います!
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