”identify”(アイデンティファイ) という単語。英語に詳しくない人でも、なーんとなく
「アイデンティティ」
に似ているな~くらいは、わかると思います。まさにその通り!
アイデンティティが「あなたがあなたであるという同一性」を示す名詞だとすれば、アイデンティファイは、
「あなたがあなたであるということを証明する、探求する、明らかにする」
という動詞になります。
人生の岐路にあったり、あるいは生き方を悩んでいる人にとっては、この「アイデンティティの確立」というのは
それができれば良いに決まってるんだけれど、その方法がわからない
という「わかっちゃいるけどやめられない」の典型みたいな難問で、そもそも思春期のにいちゃんから壮年のおっさん、あるいは金に困った下流老人にいたるまで、誰もがこのことで迷っているのではないでしょうか。
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というわけで、世紀の解脱者的には、誰もが楽してアイデンティティを確立できるようなプログラムがないかなー、と考え抜いた結果、日本人にとっても適した
「アイデンティティ発見プログラム」、題して「アイデンティファイ」プログラム
を発明するにいたりました。てへぺろ。
どうやればそんなことができるかって?あせらないあせらない、一休みひとやすみ、とかの一休さんも言ってます。
え?一休さんを知らない?サヨちゃんも?桔梗屋さんも知らないの?新右衛門さんも!!!
はい!こんなところで今日のツカミが出てきましたね。あなたのことを好き好き愛してること、武庫川散歩です。こんにちは。
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話を戻しましょう。
誰もがカンタンにアイデンティティを確立できる手法、というわけで”アイデンティファイ”PGMを作成しているところなのですが、基本的にはこのプログラムは3つのステップから成り立っています。
<第一ステップ> あなたの周りで起きていることを知る
<第二ステップ> あなたがどうして今ここに存在しているかを知る
<第三ステップ> あなたがこの世界でどう生きるべきかを発見する
こうやって書くと、当たり前すぎてクリビツテンギョーですね。
そりゃ、周りのことが見えて、自分のことがよくわかってたら、どうやって生きていけばいいかなんてすぐわかりますがな。
ところが、ほとんどすべての人は、この3つのステップをリンクさせることが出来ていないのです。残念ながら!
たとえば、今国会で何が審議されているとか、海外で日本がどう思われているとか、輸出入がどうなっているとか、そういうステップ1なことがたくさん毎日ニュースで流れてくるんだけれども、たいていの人は、
それが自分にどう関係があるのか、さっぱりわかっていない
のが普通です。
だから絶対に、上の3つはリンクしませんよね。中国人が日本にきて爆買いしてることが、あなたの生き方に関係あるとは、全然思えません。
ところが、実はこうしたことは、根っこの部分では本当は繋がっていて、明日から日本人はどう生きるべきなのかとか、日本と中国の関係性をどう模索すべきなのかとかは、すべての日本人に関係があるはずなのです。
少なくとも、アベさんとパクさんとで外交をやっているわけではないし、アップルさんとトヨタさんだけで世界が回っているわけではないのです。
つまり、なんとかして上の3つのステップを相互リンクさせることができれば、明日からの
「あなた・わたしの生き方のヒントが得られるかもしれない」
と言えるわけです。理論的には。
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なぜ、このリンクがうまくいかないのか。それは意外にカンタンだったりします。たとえばキリスト教圏の人たちであれば、
「なぜ自分がここに存在しているのか → 神様が創ったから」
とか、そういうビジョン・視点を明確に持っています。
これはそれが正しいかどうかとか、あまり関係ありません。何がしかのビジョンを持っている、基本理解があるということが、すなわちステップ3を生む原動力になるからです。
なので、これは悪い例ですが、某原理主義者たちは
「(ステップ2)神様が私を造り、(ステップ1)神様の意に反するものがいるので、(ステップ3)自爆テロで滅ぼす」
という三段論法をいともカンタンにやってのけるわけです。
善悪という観点を除外して考えれば、このように3つのステップがリンクすると、自ら死ぬことぐらい簡単なほど、
「何かを全うするエネルギーや意思」
なんてものは軽く湧き上がってくることが理解できますよね?
ということは、このステップを正しく用いるならば、「死をも恐れず頑張る力」がメリメリわいてきて、それを実行できる、という強いフォースを持てるわけです。
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では、もっとも難しいポイントである
「なぜ自分が存在しているのか」
という部分にスポットを当てればいいことがわかったとして、それはどうやって見つければいいのでしょうか?
さすがに、宗教にすがるのは抵抗があります。日本人の大半は、創造主としての神を信仰していませんし、バリバリの仏教のように
「すべてのものは無常なのじゃ」
と悟ってしまえば、そもそもの「頑張る気力すら失い」かねません。
ですから、武庫川散歩式のこの3ステップの確立には、宗教やイメージ・観念といったものを一切排除して実施することが大切だと考えています。
つまり、ステップ2のやり方として使えるのは、科学的な手法しか許さない、ということです。
これがポイント!もう一度繰り返しますが、
”identify(アイデンティファイ)” プログラム
では、3つのステップにおいて「宗教や哲学やわけのわからないもの」を用いず、
科学的手法
のみを使ってあなたを明らかにしてゆくのです。
まあ、いろいろと能書きたれてますが、具体的なプログラムの内容は、そのうち詳しくまとめていこうと思っています。
みんなも頑張って、アイデンティティを確立しようぜ!!
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