2019年5月28日火曜日

引きこもり男性と無差別殺人の相関に関わるエビデンス ~法務省は見た!~



 引きこもり男性(のようなもの)が、無差別(のような)殺人を犯したというニュースが今日も俗世をおののかせています。

 実際には、まだまだ事件の背景が明らかにされていないので、



 引きこもり人間は、殺人を犯す!


とか、そういう安易な決め付けはよくないと私も当然考えています。



 では、引きこもりのおっさんは本当に危険なのかどうか、ここはひとつ、正確なエビデンスに基づいて考えてみることにしましょう。



  そう!今をときめく橘玲さんもびっくりのエビデンス(証拠)主義で、



 引きこもりと無差別殺人についての相関係数


をはじき出そうという魂胆です。




 よし、それなら古今東西の無差別殺傷事件について、その 犯人像を調べてみようと思ったら、もうありました。


 そう、あったの。



 法務省が、すでに調べていたのです。



無差別殺傷事犯に関する研究

http://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00068.html

 (法務省)



 というわけで、これ以上にないほどの正確な法務省のデータから、犯人の属性を洗い出してみました。(原文は長いので、犯人像に関わるところだけでも読めます)




 無差別殺傷犯人の実態
http://www.moj.go.jp/content/000112400.pdf


◆ 平成12年3月末日から22年3月末日までの間に裁判が確定した無差別殺傷事件

◆  対象者は52名

◆ 犯人像   男性51名 女性1名  (男性率 98%)

◆ 自分の配偶者や子と同居している犯人 2人

  自分の親や親戚と同居している犯人 28人

  独身一人身の犯人  26人

◆ 婚姻歴なし 43人  (非婚率82.7%かつ男)

◆  犯行時に彼女がいない犯人  45人  (非リア充率88.2%)


◆ 就労経験の有無  あり 47人  (90.4%)


◆  犯行時の就労   就労あり  10人  無職 15人  (無職が60%)


◆ 生計     月収なし 31人  (約60%が無収入)




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 まだまだ項目は続きますが、もう一目瞭然ですな。



 「一度就職はしたものの、社会でうまくやれず仕事がなかったり収入がない男性で、かつ彼女がおらず非婚であり、1人暮らしもしくは親と同居している人物」


は、無差別殺人と相関がある、ということです。





 ただし、必要条件と十分条件の問題があるので、そこははっきりしておきましょう!



 正確には



★ 無差別殺人を犯す犯人は、おそらく9割方が、非リア充彼女なし、引きこもり的男性である



そして



★ 非リア充彼女なし、引きこもり的男性の中から、無差別殺人犯は、ごくごくごくわずかな率で発生する



と言えるのです。


 え?必要条件と十分条件がいい加減すぎるって?。てへぺろ。



 しかし、これを逆に言い換えれば、興味深いことが言えます。



◆  女性の98%は無差別殺人を犯さない。そして、彼氏や彼女がいて、妻や子供たちに囲まれている男性も無差別殺人を犯さない。



 そう!女性とリア充と頑張るお父さんは無差別殺人を犯さないのです。

 



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 では、


「無差別殺人を犯す非モテ引きこもりおっさん」





「無差別殺人を犯さない非モテ引きこもりおっさん」


との違いはどこにあるというのでしょうか。



 その答えも法務省のデータにあります。



 犯人の心の闇、つまり動機の部分ではこうなっています。



◆ 自分の境遇への不満 22人 (43%)

◆ 特定の者への不満 10人 (19.2%)

◆ 刑務所への逃避 9人 (17.3%)

◆ 自殺願望 6人 (11.5%)

◆ 殺人への興味 5人 (9.6%)

◆ 不明  9人 (17.3%)



 とにかく、周囲に対して不満を持っている非モテおっさんは、無差別殺人に走るのです。



 これだけで6割です。それに


「どうせなら俺も死ぬ!」


が加わるともはや7割を超えてきます。




 これで、無差別殺人を犯す可能性のある非モテおっさんの傾向がわかりました。



「一度就職はしたものの、社会でうまくやれず仕事がなかったり収入がない男性で、かつ彼女がおらず非婚であり、1人暮らしもしくは親と同居している人物が、周囲に対して不満を抱えていると、自分も死んで周りを殺そうと考える可能性がある」



ということが結論です。



 あなたの周りにも、こんな人がいたら要注意です。


 ぜひ、


◆ 仕事に就くか

◆ 彼女ができるか結婚するか

◆ 不労でも収入があるか

◆ 満ち足りた気持ちになれるか



してもらわないと、何かが起きるかもしれません。


 しかし、上のどれか一つでも満たされれば、事件は起きないかもしれないのです。



2019年5月27日月曜日

弟子にお金を貸して絶縁するかどうか不明な話。



 おひさしぶりでございます。


 私は元気です。


 ちょっと最近、緑内障のせいで目が見えづらいのですが


 「目が、目がああああ!!!!」


とムスカ大佐の真似をする余裕があるくらいには元気です。


 そうそう、 ムスカ大佐といえば、


 ムスカ大佐のサングラス


が発売されたそうで!


https://www.cinematoday.jp/news/N0108788


 私も度入りグラサンは4つほど持っていますが、ムスカモデルには興味しんしんです。





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 さて。はてな界隈では、


「お金を貸して絶縁するだけの話」
https://yashio.hatenablog.com/entry/20190524/1558709259


というのがちょっと盛り上がっていて、


『そうだよね~、友達にお金を貸したら、絶対トラブルになるよね~』


というのはもはやこの世では定説以外の何ものでもありますまい。



 ついでにそれを受けて、シロクマ先生もコメントを書いておられたので、お好きな方はどうぞ。



「ほとんどの人は『友人にカネを貸してはいけない』を理解する必要なんてない」
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190528/1559023935





 まあ、そんなこんなで



 友達にお金を貸すと大変なことが起きるぞ



というのは、よくある話なのですが、わたくし、稀代の解脱者・武庫川散歩には友達がほとんどいないので、お金を貸すというトラブルはおそらく皆無でしょうし、保証人になってくれという友達もほとんどいないので、その心配はなさそうです。



 ええ、友達は少ないほうですが、何か?




 ・・・。・・・・・・。 (沈黙)





 さて。



 友達はほんの一握り(右手で)ぐらいしかいないのですが、弟子は解脱前、解脱後といろいろいるので、先日、



「師匠(元)!お金を貸してください!」


という弟子が現れたので、5万貸しました。はい。



 その人物は元々、解脱前の俗世にいるときの弟子で、3年間ぐらい毎日顔を合わせながら人生のあれやこれやについて指導鞭撻した時代の可愛い女の子なのですが、もはや三十路をとうに過ぎた



オバハ・・・ピー♪


のようなものなので、腐れ縁の1人です。


 おまけに、すでに人妻で、 よくよく話を聞くと、しがないこの世の片隅で、世をしのぶサラリーマンをしている武庫川よりも



「おまえのだんなのほうが給料もらっとるやないけ!!!!」



という つっこみどころ満載 な状況だったのですが、これもブログのネタにするには安いものだ、と考えを改めなおして、



 心やさしく、5万貸しました。




 さあ、この5万。人妻から無事帰ってくるのか、こないのか!



 さあ!はったはった!




 ・・・。もとい。




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 ところで、この人妻とは浅からぬ縁がありまして、人妻の1年後輩がいて、彼女もまた、武庫川伝説ではおなじみの



「出家女子第一号」


だったのであります。ちなみに、この後輩出家女子も、今は人妻です。




 人妻が好きなわけではありません!!!!


 女子がなぜかみんな人妻になってゆくのです!!!!




( 余談ですが、当ブログではおなじみの「ハガネちゃん」こと出家女子第二号は、まだ未婚です。)




 さて、そういえば出家女子第一号となった後輩女子には、わたくし武庫川優しいので、



 21万1000円



貸しましたね。その昔。このお金はきちんと戻ってきました。




 というわけで、後輩女子に21万も貸して、先輩女子に5万すら貸せないというのは道義に反するので、お貸ししたのですが、とりあえず今のところ少しずつは返済していただいております。


 一安心。



 そういえば思い出しますね。解脱前のある日、その後輩女子から電話がかかってきて、


「師匠、いまどこにいるんですか!も、もしや先輩女子と一緒なんじゃ!」

「ぎ、ぎくり。どうして分かった!」



なんてこともありました。


 若かりしころの思い出です。


 

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 そういえば、しばらくブログを更新していなかったのは本業が忙しかったせいで、旧事務員さんが引退したりして、1人で会社を回していたので、ブログをかく暇すらなかったのですが、いよいよちょっとだけ余裕が出てきました。


 ええ、新しい事務員さんが投入されてよかったです。



 で、ちなみにといえば。あんまりにも他人をほったらかしにしていたので、出家女子第二号のハガネちゃんから



「生きてますか?!連絡がないから心配していました!」


というLINEが来たりして、 いやいや、「たよりがないのはよい便り」と俗世では言うではないか。



 大丈夫です。



 落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です。


 
 本日二回目のジブリネタぶっこみ、でございました。おあとがよろしいようで。