2017年7月19日水曜日

人生で大切なたった一つのルール ~これだけ覚えておけば、幸せに生きていける~



 久しぶりの更新ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。



 今年も、これから猛暑を迎えそうですが、大きな災害があったり、無差別の殺人があったり、この世はどうかしてますね。




 そんな俗世のあれこれは、とりあえず脇へ置いておいて、解脱者ムコガワは、またひとつ悟ってしまったので、そんなとりとめのないお話を。



 もはやムコガワが新たな悟りを開くのは、ルパン三世の石川五右衛門のごとくおなじみのルーチンと化しております。



 また、つまらぬことを悟ってしまった・・・・・・。



  なーんて。





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 さて、人生において、人が覚えておくべきたった一つのルールというか、教えというのは、とてもシンプルなものであることに気付きました。


 これだけ覚えておけば、人はかならず幸せになれるであろう、という簡単な取り決めです。



 私は解脱者なので、本当は世界なんてありゃしないと思っているし、ましてやそこにルールや取り決めなんて不要だと考えているのですが、それでも




 この世界ととりあえず折り合いをつけて生きていかなけりゃならない



わけで、そのために一つだけルールを考えたのですね。




 さあ、ではその簡単なルールをお伝えしましょう。




『 人は、正しい行いや良いことをするために生きている。

 
 ただし

 
 その正しいことや良いことは、ころころ変わる 』




  とても簡単です。人が生きている理由は、「正しいことやよいことを行うため」。めっちゃわかりやすい。


 しかし、気をつけてください。その「正しいことやよいことはコロコロ変わる」のです。瞬時にして。



 時として、ひどい場合には「正しいこと」が真反対になってしまったりもします。


 さっきまでこれが正しいと思っていたのに、真逆になることだってあるのです。



 だから、それをそのまま、しっかり覚えておいてくださいね。




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 何を言っているか全然わからない、という方も多いことでしょう。なのでやさしく説明してみましょう。



「一生懸命働くのはよいこと」ですが、「体が壊れるまで長時間働くのは、よいこと」ではなくなります。


だとすれば、あなたが「よいこと」と思ってしている労働はある瞬間から「よいことではない」ところっと変化します。



「勉強するのはよいこと」ですが、「勉強だけの価値観が育ってしまうとよいことではなくなり」ます。



「誰かを愛する」のはよいことですが、「相手が拒絶すればストーカーになってしまう」ことだってあります。



 そう。あなたの生きる目的や進むべき進路は、たしかに「よいことや良い行い、正しいことをするため」であることは間違いないのですが、



 その良いことや正しい内容は、ふとした瞬間にころっと変わる



のです。


 ですから、「正しいと思うことに固執すると、それは正しくなくなる」のです。




 だから、あなたが生きるための指針はとてもシンプルです。「良くあろうとすべし、ただし、その良いという内容は変化する」というわけです。







  では、ここで、逆の発想についても書いておきますね。良いことや正しいことがコロコロ変わる、ちょっとあやふやなものなのだとしたら、それなら



「最初から悪いことをしようとしたり、悪事を行ったらどうなるの?」



と思うかもしれません。



 実は、良いことや正しいことは、その真の意味がころころ変わるのですが、悪いことのほうは




「それをチョイスする時点で、あなたの人生の価値はそこで終わる」



と言ってもよいくらい、重い出来事になるでしょう。



 そう!悪いことをあえてチョイスする場合は、そこであなたの価値が失われるのです。




 「働くことを放棄してさぼってやろう」「勉強なんてしないでいいや」「あいつを憎んでやる」


・・・・・・こうした悪事や悪いことを主体的に選択した時、あなたの心は価値を失います。


 すごく不思議なことですが、悪いことはいいことには変化しにくいのです。




「働かない、だから結果的に健康だ」ということは、あまり成り立ちません。

「働くけれど、無理せず健康に働こう」は成り立ちます。


「勉強しないぜ」という人は、結果的に賢くはなりません。


「あいつを殺してやる」と思っている人は、結果論として幸せにはなれそうにありませんよね。




 これが、善と悪の不思議なところです。善悪や正しいことと間違っていることは、正確な対構造とはなっていないのです。






 正しいことが実は間違いになったり、良いことが悪くなったりする。それがこの世界。でも、


 悪いことや間違ったことがよくなったりはしない。それがこの世界なのです。


 なので、生きることは大変だったり、つらかったりするわけです。



(だって、良い方向へ努力しても、悪くなってしまうことがあり、悪いことは最初から最後まで悪いのだとすれば



 人生は悪い方向へいく確率のほうが、基本的には多いというか高いというか、転落率のほうが高いので、人生はしんどい



のですね。





 それでも、人は「よくあろうとする、正しいことを求めようとする」ことを追求したがるし、それを求めるほうが幸せです。


 ただし、そのことだけに固執すると、またそこに悪への転落が待ち構えているという、難易度の高いゲームなのです。





 人生は新幹線ゲームに似ているかもしれません。


 先へ進むことはよいことです。ゴールもあったり、見えていたりします。でも、先へ進むと穴へ落ちるようにできているわけです(苦笑)



 しかし、最初から穴へ落ちるつもりだと、落ちるしかないという!だから「人生の目的は悪」であってはいけないのです。





 新幹線ゲーム、好きでした。↓flashで再現されています。



 http://www.dagage.com/flashgame/shinkansen2/shinkansen2.html