2018年2月16日金曜日
境界性パーソナリティ障害のチェック表
解脱者という仕事柄(←ちがうちがう!)、心に問題を抱えた人をいろいろ見てきた武庫川ですが、私の知り合いが一時期つきあっていた女性が医学的な証明はできないものの、おそらく
ボダ
だったという強烈な話を傍観していたので、ダイヤモンドオンラインさんの記事で紹介されていた「境界性パーソナル障害」のチェック表を引用してみたいと思います。
私の個人的な友人にも、この症例を疑わせるような人もいたのですが、やはり知り合いの元カノにはかないません。
その人物の場合は、境界性パーソナル障害の中でも、「劇場型」と言ってもよいくらいすごい事例だったので、さすがにアレを超える話は私も見聞きしたことがありません。
というわけで、元ネタをまずは紹介。
男たちを惑わせ続けた「魔性の女」の意外な正体(ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/160018
まあ、特に女性のボダさんの場合には、お付き合いしてしまった男性は
「思い・思われ・振り・振り回され」
の毎日が待っています。けしてにきびの場所ではありません。特に最後の
「振り回され」
のところが重要。
~~~~~~~~~~
ちなみに、劇場型ボダの元カノの事例でいえば、ドラマティックでダイナミックな事件がつぎつぎに起こっていました。
事件1) その女性が暴行被害で全身複雑骨折になり、体中包帯ぐるぐる巻きで病院のベッドにいる
とか
事件2) 事業をやっている女性の父親が、「ぜひ会いたいね」とアプローチしてくるんだけれど、絶対に逢えなかったり、都度急用が出来て姿を確認できない
とか
事件3) 「娘と結婚してくれるならこのお金をあげよう」と数億円記帳されている通帳を見せられる(ただし、娘が見せる)
とか
事件4) 女性の弟がギャングに追い回されて日本中を逃げ回っている。(ただし、その人物も絶対に逢えないし、姿形もわからない)
とか、そういう非日常的な事件が次々に起こるのですが、すべての話が「真実のようでもあり、まったくのでたらめのようでもあり」知り合いは振り回されまくるというお話。
そして、何よりも恐ろしいのが、その父親がなんどか「娘がいつもお世話になっており、感謝しているよ」という内容の手紙をくれるのだけれど、
なぜか、便箋がリトルマーメイド(byデズニー)という、もはやカオスとも言うべき状況
が続くわけです。頭の中では「これは絶対におかしい!50過ぎのはずのおっさんがリトルマーメイドの便箋を使うはずがない!」と思うのですが、娘が「たまたまあたしの部屋にあった便箋を使ったのよ」とかさらっとありえそうな言い訳をするので、そうなのかと思わされてしまう感じ。
そしてもっと恐ろしいことに、
メールが来るときに、父親と、弟と、女性本人とされるそれぞれの携帯の番号が違う
という、「もし、すべてが嘘なら、そ、そこまでやる?」的な状況まであったりして、もはや何が真実かまったくわからないドラマです。
結局、知り合いは数億円の通帳を放り出して逃げ出し、二度と彼女には近づかなかったのですが、今となっては、あの通帳は本物だったのかも確認する術はありません。
というわけで、ネット界隈では
「ボダからは全力で逃げるべし」
と噂されるほどですが、さもありなん。
以下、記事から引用したチェック表です。
◎「境界性パーソナリティ障害」チェック
(1)現実に、または想像の中で、見捨てられることを避けようとするなりふり構わない努力(注:基準5で取り上げられる自殺行為または、自傷行為は含めないこと)
(2)理想化とこき下ろしとの両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる、不安定で激しい対人関係の様式
(3)同一性の混乱:著明で持続的に不安定な自己像または自己意識
(4)自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも2つの領域にわたるもの(例:浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、過食)(注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと)
(5)自殺の行動、そぶり、脅し、または自傷行為の繰り返し
(6)顕著な気分反応性による感情の不安定性(例:通常は2~3時間持続し、2~3日以上持続することはまれな、エピソード的に起こる強い不快気分、いらただしさ、または不安)
(7)慢性的な空虚感
(8)不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難(例:しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いのけんかを繰り返す)
(9) 一過性のストレス関連性の妄想様観念または重篤な解離症状
<出典>日本精神医学会/監修『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル第5版』(医学書院,2014)
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