毎度みなさまこんにちは。
最近、仕事がやたら忙しくて家帰ってからもブログを書く暇もないのですが、こうやって書いているのは、
ええ、現実逃避
です。 うおー、仕事が多くて嫌だー。みたいな。
さて今日は、「わたし、あまのじゃくなんです」という読者の方からのご依頼により、ついつい、内面とは逆のことをしてしまうあなたへの処方箋(ニヤリ)
ちなみにこのあまのじゃく。漢字で書くと「天邪鬼」と書きます。
こんなの。(出典はwikipediaさん)
ちなみに、天邪鬼さんは
「人間の煩悩の象徴」
だそうで(苦笑)
ただ、その成り立ちはとても興味深く、本来は「天の動きや人の心を探ることのできる」
天探女
というシャーマン、巫女のようなものだったのですが、 彼女がいろいろあって、天稚彦という男性神に告げ口をしたところから、天の邪魔をするもの、という悪いイメージができたのだとか。
さて、現在ではちょっと違う意味で使われていますね。
以下引用です。
”「人の心を見計らって悪戯をしかける子鬼」とされることから転じて、
現代では「他者(多数派)の思想・言動を確認したうえで、あえてこれに逆らうような言動をする"ひねくれ者"、"つむじ曲がり"」「本心に素直になれず、周囲と反発する人」
またはそのような言動を指して、「あまのじゃく(な人)」と称されるようになった。”
はい、ここまでが国語の授業でした。
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実はこの話をとりあげようと思ったのは、毎度おなじみメンヘラ界隈では有名なゆうきゆう先生のツイッターから、
【精神科医監修】好きな人に素直になれない! 反動形成行動の原因と克服法
https://woman.mynavi.jp/article/170420-8/(元ネタはマイナビウーマンさん)
が流れてきたので、そういえばちょうど読者の質問とおなじじゃん、と取り上げることにしたわけで。
さて、専門用語でいうところの「反動形成」ですが。これはフロイトさんの提唱理論だそうで。
心理学でも古典の部類ですな。
記事にもありますが、恋愛やら親子関係やらで、
「本当の気持ちと逆の態度を取ってしまう」
ということはよくあります。
武庫川は、とっても素直な良い子なので、
「好きなものは好き、いいものはいい、ダメなことはダメ」
とはっきり言うほうですが、私の周りの人たちは、けっこう天邪鬼です。
では、そうした反動形成の正し方、というか治し方も見ておきましょう。
■ 自分の気持ちを見直す。
さすが専門家ですね。ただ単に「自分の本当の気持ちは?」と問うだけでなく、
なんで抑圧してしまうのか?
の両面で見直すのがよいそうで。
本心と、それを認めたくない理由の2つが、両輪のように大事だということですね。
■ 本当の気持ちを声に出す。
これは、自己肯定作業ですね。あたまで漠然と思っているのと声に出すのは違います。
運転士さんが「出発進行!信号よし!」と声に出して指差し確認するのと同じで、もやもやのままに置いておくのではなく、
「この部分は確かな気持ちだ」
と自分で肯定してあげることができるのです。
ゆうきゆう先生のいうところの次の”「自分にいいよ」と言ってあげる”も、これと繋がります。
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あまのじゃくな人は、実はその態度を取っている間、
むちゃくちゃしんどい
のですが、天邪鬼から本心へ移ったときの「安心感・素直な喜び」に気付かないことが多いです。
というのも、もともと反動形成が作られるときに、
「素の自分であったことで、つらい思いをした」
と感じているからそうなったのであって、 なかなかその鉄壁のガードを解くことができません。
でも、本当の自分を出しても大丈夫な場合はちゃんとあるので、いつでも防御臨戦態勢でいる必要はないのです。
そこのあなた。ちゃんと回答しましたので、読んでたら素直になってくださいね!!
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