しばらく多忙につきブログ更新は停滞していたのですが、今日は興味深いニュースがあったので是非にとも取り上げてみたいと思います。
Yahoo!ニュースより
<太宰治>佐藤春夫に「芥川賞を伏して私に!」懇願
太宰といえば、元祖メンヘラ、心の病の百貨店や〜!でおなじみの文豪でございますが、あのお笑い芸人又吉氏ですら受賞したという「芥川賞」が欲しくてほしくてたまらん病でもあったようです(苦笑)
今回見つかったのは、佐藤春夫にあてた手紙。内容はズバリ、
「芥川賞・・・ほちい」
というもの。いやいや、ほちいなんて甘っちょろいものではありません!
毎日新聞のニュースのほうには、内容が出てますが、
「俺はまだ本気出してないだけ (自分はきっと良い作家になれます)」
「芥川くれなきゃ、死んでやる!(いのちをおまかせ申し上げます)」
「ボク、かわいそうでちょ? (家のない雀 おさむ)」
とまあ、さすが大文豪だけあって、ものすごい表現力でグイグイきます!(笑)
現代社会にもメンタルに不自由な人はたくさんおられると思いますが、あるいは太宰のように、
全力でセカイに向かって叫びつづける
のもまた一興かと。
そういう武庫川散歩も、その昔は作家になりたいと憧れていた時期もありました。
そしてまた、作家たるものは若くして自殺しなければならないと思っていましたが、今から考えるとワタクシもなかなかの中二病ぶり。
悟りをひらいてからというものは、死ぬよりも生きることに哲学的価値を見つけておりますが、太宰治氏も、女や薬に溺れることなく、もう少し生きていれば千円札くらいにはなれたものを(笑)
そんな太宰の作品のうち、名作を挙げろといわれればそれはもう、
女生徒
以外にはありますまい。間違っても、走れメロスなんかを挙げてはいけません。
ちなみにこの女生徒、という小説。元祖ネカマ小説ともいわれた「太宰が完全に女子のふりをして書いた」というメンタル崩壊短篇です。
興味のある方はご一読を。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全然関係ないのですが、わたくし武庫川散歩の女性遍歴が、(つまり、つきあった女の子が)
太宰が心中しようとした女子たち
とほぼ同じ名前の女の子ばっかりなのは運命なのでしょうか!!!!
えらいことです。マジで。
たぶん武庫川散歩は、太宰治の生まれ変わりなのだと!!!
ちなみに、シメ子とはつきあってないんだからね!
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