2017年5月7日日曜日

どうしてこんなに心の病が多いのだろう 〜メンタルに何が起きているのか〜



 しばらく疎遠になっていた友人というか知り合いというか同志というか、一緒にひとつの仕事をした女の子がいて、




 ↑また女の子かい!というツッコミはなしです。偶然です偶然。




その子と久しぶりに連絡が取れて、数年越しに話を聞いてみると、どうやら心がしんどかったらしいことがわかって驚いています。


 私の回りにはメンタルの遣い手が多いのは、ご承知の通りですが、彼女なんかは


 絵に描いたような普通の人


だと思っていたので、ちょっと衝撃でした。






 かくいう私も、人生で一度だけメンタルをやられたことはありますが、それはもう人生でもかなり重い出来事なり、覚悟の上での事態だったので、今から思えば


 平気ではいられなかっただろう、致し方のない状況


だったとは思うのだけれど、特に女性においてはそこかしこにメンタルを崩すような罠が待ち構えているのか、あるいは、現代女性はそれほどまでに、何がしかの


 耐性が落ちている


のか、理解に苦しむところです。いったい女子には何が起きているというのでしょう。







 ちなみに、 彼女がここ数年大変だったという話を聞いて、


「実はこちらも心が苦しんでいる某人物のサポートをしていたよ、そちらがそんなことになっていたなんて、気付かずに申し訳ない」


みたいにちょこっとだけ話をしたら、


「某人物って、誰それさんでしょう?」


と一発で当てられてしまったので、


女性はすげええええええええ!


と恐れおおのいたのでありました。何?なんでわかるの?!




 いいか、男子のみんな!女性は男にはない謎のセンサーを持っているらしいので、気をつけるんだぞっ!





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




  普通暮らしをして、それもちゃんと自立していた彼女のような人ですら、一瞬メンタルの闇に落ちるということは、どうにもこうにもこの世界は生きづらいドラゴンワールドと化しているようで。


 ましてや、経済的自立が厳しいような環境の女性においては、なおさら大変だと思われます。



 しかし、twitterの書き込みなんかを分析してみていると、興味深いことが見えてきます。




■ メンタルに悩みを抱えた女性がいるとする。


■ ひとつの解決手段として、いろいろ悩みや迷いはあったけど、良き夫とめぐり合えて今は幸せ


■ ところが、夫と幸せな生活をしているはずなのに、まだtwitterで過去のことやら、自分の闇について一人語りをしている人は多い。


■ ん?いいだんなさんと家族に巡り合えて、幸せなんじゃないの?


■ どうも、女性はただ愚痴りたいだけというわけではないらしい。


■ よーく観察していると、彼女たちは、夫に「自分の根源的な深い悩み」について話をしていなかったり、わざと明かしていなかったりする。


■ きちんと内面からの理解を得ていないともやっとしているので、つい吐き出してしまう。



 どうやら、上記のようなことが起きているようなのです。







 武庫川の個人的なことで言えば、私は結婚する際も、お付き合いをする際も、あるいは弟子を取る際も、


 むちゃくちゃ深い部分まで、ある意味お互い開示


し合う癖(←どうやら悪い癖らしい)があるので、理解できているかどうかは別にして、




 「私はあなたを余すところなく理解したいです。理解されたいです」





ということを前提に話をするため、上記のような結婚感覚がよくわかりません。






 もちろん、かつて弟子だった女子には「あなたの問題を解決するいい方法は、早くいい男を探して結婚することだ」と言ったこともあるし、実際三人くらい、いま結婚して家庭を築いている教え子がいるわけですが、



「もちろん、幸せな結婚生活を送っているだろうが、根源的な苦しみが解決していないのだとすれば、ちょっと残念だなあ」



とは思ったりします。しかし、そこは他人がほじくり返すべきところではないので、そっとしているのですよ。




 このあたりの問題、課題は実はまだ私にも見えていません。結婚とは何か。


 考えはじめると奥深過ぎて、簡単にはまとまりそうにないので。



 あるいは、結婚生活において、


「経済問題や、居場所問題、孤独であるという感覚は解消するけれど、人の本質的な不安や苦しみからは逃れられない」


のだとすれば、 


おお!それはそれで気付いてしまうとキッツいなあ!


 とか思ってしまいます。



 またこのあたりは考察します。










 








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