2018年1月11日木曜日

現代は被害妄想と誇大妄想で出来ているのか 〜承認欲求で読み解く平成論〜



 先日は「君の名は」ネタをやりましたが、おおむねA○界ではヒットしたネタをモチーフに作品作りをすることが多いのですが、


「君の縄。」


という緊縛エロ○Vが早速発表されていたようで、いろんな意味で拝見したい武庫川です。おまけに主題歌が


「前前前


だそうで。ウケる。


18歳以上のよいこのみなさんだけ、アマゾンで在庫があるそうです。

「君の縄」
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B072HT8S6B?ie=UTF8&SubscriptionId=AKIAJQRDBBVQ2M5NRVUQ&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=B072HT8S6B&linkCode=xm2&redirect=true&tag=franceprese08-22




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 さて、そんな下ネタは脇へ置いておいて、本題です。


 宮台真司さんという、一昔前に流行した論客がいるのですが、彼の記事がちょびっとだけ面白かったのでご紹介。


「平成という時代は被害妄想と誇大妄想の泥沼」(AERA)
 https://dot.asahi.com/wa/2017122800028.html


 彼によれば、平成という時代は、


「コントロールしたい承認欲求」に対して、それが叶わない現実との間に引き起こされたギャップ


が浮き彫りになった時代だと言います。なるほど、さもありなん。


 あるいは言い方を変えれば


「こうありたい、こうあるべき」という志向に対して、それが叶わない現実との間に生じた被害者意識と、「こうありたい欲求」のさらなる肥大化


とでも言える現象がつぎつぎに起こっているのかもしれません。


 思い返せば、高度成長時代は、実はそれぞれが努力をあまりせずとも時代の流れに乗っていれば「こうなりたい未来」は実現できたわけです。

 それが、私達のように団塊ジュニア世代くらいから、「どうもそうではないらしい」ということに気づかざるを得なくなってきました。



 これまでのように、自動的には「よりよき社会の成立や、よりよき自己の実現」がもたらされないとすれば、あるいは「どうして我々にはそれをよこさないんだ」という怒りや、 逆に「てっとり早く何者かになりたい」という欲求が生まれてくるのは当然のことと言えるかもしれません。



  しかし、そうした怒りや願望を抱いたとて、現実はシビアに段々と我々に冷徹になってくるわけですから、それらの欲求が叶うことはない、という残念な未来が待っていることも事実です。


 最終的には、それらの不遇を乗り越えるには


「運と努力」


以外にはありませんから、不遇であっても屈せずに黙って努力を続けるか、運をつかむべく博打に興じるかしかないわけで。ビットコインの狂乱なんかは、まさにこの「運」を求めてのバブルということになるのでしょうか。


 しかし、残念ながら、「不遇であっても黙って努力」を選択する人はあまり多くないようで、 相変わらずこの世は、怒りと不満で満ちているように感じます。



 武庫川自身は、ふだんはアホなことを語っているように見えて不断の努力を怠らない人なので、ああ、そうそう!この間の記事でもちょっと書いていましたが、



 (参考)「武庫川がテレビに出るかもしれない話」
https://satori-awake.blogspot.jp/2017/11/blog-post_18.html



えーっと、武庫川またテレビに出ます。←告知?!

 
  今日、全国放送のディレクターさんから正式依頼がありました。



 例のごとく、ふだんは日陰をこっそりと歩むようにしていますので、どんな番組に出るとか、このブログでは一切書きません。




 ええ、わたし、承認欲求とかないので。 

  ↑外科医、大門未知子風に




 世間一般から見れば、私は「持てるもの・所有するもの・自己実現するもの」に見えるかもしれませんが、私自身は、


「そういう、自己欲求を一旦さらっと捨てた後にこそ、そうした自己実現は勝手についてくるし、現実のものとなる」


と実感しています。



 これ、大事です。




 平たく言えば、テレビに出ることが自己実現かどうかはともかくとして、


「”他者や世間に承認されたい、有名になりたい”と思っている間は、成果は訪れない」


ということは、ビシッと言えると思っています。




 ブッダが解脱や悟りを説いて、「欲求を捨てなさい」と言ったことや、キリストが「自己よりも他者を愛しなさい」と言ったことは、実はこういうことなんですね。


 自己の欲求が”すきっと晴れ渡った”時にこそ、あなたという人は輝きはじめるので、そこに光がついてまわるのです。



 今回の出演依頼も、実はとある東京の大手企業の方が、ずっと「武庫川さんを何かあればメディアに紹介したいんです!」とプッシュしてくれていたので実現したわけで、 そうした味方を作るためには、普段から万人に優しく接しておくのは大事なことかもしれません。


 ちなみに、私はその女性と出会ったことはないのですが、いつか恩返しをしたいなあと思っております。




 放送はいつかわかりません。っていうか、近日東京から撮影クルーが武庫川の住む関西へやってくるそうですが、



家の中が片付いていないのですが、どうしたらいいですか?





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