ここのところしばらく、日常生活に潜む雑感ならびに、ちいさな呟きを中心にお届けしておりましたが、
本来の悟りの話
に戻ってみようと思います。
第<1>回から第<13>回に渡って、ワタクシ武庫川散歩が得たところの悟りについて、独り言を続けてきたのですが、まあ、その総まとめみたいなパートに入ってまいりました。
というわけで、話をわかりやすくするために、秒速で理解できる仏陀の教えについて説明したいと思います。
仏教的には、私たちが住むこの世界というのは「無常」の世界です。無常というのは、定まった価値のない世界ですから、その世界の中では全てのものは重要ではありません。
それを簡単に言えば、この世界というのは
ファイナルファンタジー
だということになります。嫌いな人は、ドラゴンクエストでもよろしい。
RPGのゲームの中は、存在しているようでいて、存在していない世界です。幻の世界でもあり、現実に生きているわれわれにとっては
価値のない世界
でもあります。
ブッダが言うには、無常な現世は、執着するべき価値のない世界ですから、「捨てなさい」ということになります。
お母さんが言うところの「そんなもの、勉強の役に立たないから捨てなさい」とほり投げられたファミコンのカセットもしくはCDROMみたいなものです。
ほら、秒速で理解できたでしょ?(笑)
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ブッダが言うには、この世界には108つの煩悩がありますが、それらはすべて不要なもので、断捨離しちゃってOKです。いやむしろ、ないほうがいい。
いきなりですが。
ときめきメモリアル
です。
108人もの美少女たちが登場すると思ってください。それぞれキャラクターの違う、きゃわいい女の子です。
いや、実はやったことないので、想像で書いてますが(爆)
その女の子たちが気になって気になって仕方ありません。あっちもいいなあ、こっちもいいなあ。この気持ちも捨てがたい、あの気持ちにも振り回される。
そうしてあなたは学校の勉強も部活も、おろそかになってゆきます。
そしてお母さんが言うのです。
「そんなに気になるくらいなら、ときメモなんて捨ててしまいなさい!」
と。
さらに秒速で悟りを得られたことだと思います。
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ブッダという人が考えたのは、この世界には定まった価値がないという事実に対して、ではそれらに執着するのをやめればいいんじゃない、という
お母さんとまったく同じ発想
での悟りでした。なくしてしまえば、それらに思い煩わされることがないからです。
その根底にあるのは、ドラクエでもFFでもときメモでも、なんでもいいのですが、
「二次元の女の子は、実物じゃないんだよっ(キリツ)」
ということです。
そう!所詮二次元なのです。幻影ゆめまぼろし、無常のセカイです。
それを今度は、3次元に置き換えたのが、ブッダのいうところの解脱ですね。
なんということでしょう!ブッダの教えというのは、つまり二次元と三次元の話だったのです!
「2次元どころか、3次元の世界も無常なのだから、そこに執着するのはよして、捨ててしまいなさい。」
これが、ゴータマ・シッダールタさんがたどりついた涅槃の境地なのでした。
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ちなみに、次回はそうしたブッダの発想力を超えて、ワタクシ人類最後の希望、ラストミステリー悟り発見!がたどり着いた
サイバーパンク解脱
のセカイです。
私は、ブッダとは違う結論にたどり着きました。
さあ、それはどんなお話か?次回をお楽しみに!
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