勝手に人生相談シリーズ
復活でございます。
東洋経済オンラインさんに連載中の「中島義道の人生相談道場」がまたまたキレッキレなので、ついパクッてしまいそうです。
今回のネタは、こちら。当ブログなんてはやく閉じて、元ネタのほうを見たほうがいいです(笑)
中島義道の人生相談道場 「低学歴でも世間から知的に評価されたい」
いやあ、質問からして素晴らしいです。感動を覚えます。
Q、僕はまともに授業を受けないで三流大学に入ってしまい、その後一発逆転を狙って一流大学を出ようと受験したのに失敗、再び三流大学の哲学科に入学してしまいました。
こんなボクですが、世間から「知的に評価される」にはどうしたらいいでしょうか。
A、無理ポ(by中島義道)
中島先生の回答は明快です。「運動オンチがオリンピックに出場したい」というようなもので、絶対ムリとのご回答。
このたとえも、完全に秒速でわかりやすくてどうしようもありません。
というわけで、今回ばかりは中島先生に勝てそうにないのですが、武庫川散歩なりに真摯に考えてみようと思います。なんせ勝手に人生相談シリーズですから。
武庫川散歩の回答はこうです。
A.いっそ、痴的に評価される、というのはどう?
知的に評価されるのはムリですから、「痴的」くらいならいけるんじゃないでしょうか?
私も似たようなことを考えたことがあります。
ノーベル賞を取りたいが、ちょっと厳しそうなので「イグ・ノーベル賞を狙おう」と。
この世は存在しない仮説で、イグ・ノーベル賞を狙うのは現実的だと思いませんか?(笑)
現代において高く評価されている映画監督の中に、「日活ロマンポルノ」で下積みをして、華開いた人はたくさんおられます。きっと違う部分もいろいろと開いてこられたことでしょう。
痴的に評価され、知的に評価されるということは、あながち的ハズレではありません。
作家で言えば、岩井志麻子さんとか、漫画家でいえばサイバラさまとか、
「痴的と知的は紙一重」
を体現している方は山ほどおられます。
生き方そのものでは瀬戸内寂聴さんなんかどうでしょう。
瀬戸内晴美さんのころ、一体全体どんなだったかを知れば、勇気が湧くというものです。
なんならいっそ、最後は悟りを開いて出家すれば全て丸く収まります。
何をおっしゃる!バカにしているだなんて!そんなことはありません。
あの光源氏さまでさえ、痴的な人生を経て、往生楽土の解脱のために出家なさったのですから!
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せっかくですから、私の話をしておきましょう。
私はハーバード大に比べれば三流も四流も、もうロクでもないような低い学力の大学を出ました。
東京大学にも遠く及ばないような関西では一・ニを争う私立大学です。
だからなんなんだ、というただそれだけの学校です。
それから、公務員に合格したり、やめて会社員になって管理職になったり、いろいろしました。
作家としてデビューしたこともありますが、世に出たのは一作品です。映像作家として某大映画監督にお褒めいただいたこともあります。
いまをときめく作詞家大先生とお会いして、お話したこともあるし、だからそれがどうした、なんなんだ、というレベルです。
兵○県知事と徳○県知事から表彰を受けたこともあります。
西○市長から表彰されたこともあります。ただし、これは小学生の時のお絵かきコンクール金賞ですけれど。
おーいお茶俳句大賞佳作です。
某所で私の書いた本が売られてます。定価1500円です。
しかし、悟りを開いた私にとって、そんなものはぜーんぶどうでもいいことです。
そんなことより
可愛い女の子に抱きつかれるほうが、よっぽど嬉しい!!!!
そんな痴的な話でした。
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