2019年1月8日火曜日
日本、そして世界の破滅と近代化は関係があるか。
あけました。
めでたさも、中くらいなり おっす!おら悟空
・・・・・どうもどうも、新年そうそうぶっ飛ばしております、あ・な・た・の武庫川散歩でございます。
新年がめでたいのか、はてさてめでたくないのかはさておき、私のような俗世を捨てた解脱者からみれば、まさにめでたさも中庸といったところ。
元ネタはもちろん、俳人・小林一茶でございますが、なんと「おっす!おら悟空」というのは野沢雅子さんのアドリブだった、というので、オドロキです。
とまあ、つまらないことを申しておりますが、落語のマクラのようなものなので、さらりと受け流してください。
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さて、いよいよここからは真面目にタイトルどおりのお話に入ります。日本の破滅、そしてセカイの破滅とハルマゲドンについて面白い記事があったので、それを紹介しつついつものように論考に入りましょう。
シロクマの屑籠 「日本の破局的名少子化と急ぎすぎた近代化」
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190107/1546842600
というブログ記事が、とても興味深かったので、まずはそちらをちらりとお読みください。
シロクマさん(熊代さん)は、はてな界隈では有名なブロガーさんですが、本業は精神科医だそうです。
この方のお話は、要約すると以下のとおり。
■ 今の20歳は、40歳の半分しかいない。
■ いや厳密には、今の赤ちゃんは40歳の半分しかおらず、20歳は6割くらいはいる。
■ 戦争や災害、あるいは医療の未発達のように「たくさん死ぬ」も大変なことだが、「ぜんぜん生まれない」も破局である。
■ こういうことは、人類史上はじめてなのでは?
■ 先進国特有の現象だと思ってたら、そうでもないっぽい。アジアの新興国でも同じ。
■ シンガポール、台湾、タイとかでも、出生率が下がっている。
■ どうやら、都市生活が広がってゆくと、都市に人が集って少子化になるっぽい
どうですか?すごく面白いでしょう?シロクマさんの見立てでは、急激な少子化というのは、
「どうも、途上国から先進国へ発展してゆくスピードに関係があるらしい」
ということです。
もちろん、ベースにあるのは、「多産多死」型の途上国スタイルに対して、死亡率が下がり「少産少死」型になる先進国スタイルへの変容なんだけれども、ただそれだけではなくて、
「少子化と先進国化をどう折り合いをつけていくかは、ゆっくり進化した国のほうが調整する時間的余裕がある」
のに対して、
「急激に発展すると、少子化に対応できないうちにホンマに少子化国家になってしまう」
という発見が、実に面白いと思います。このあたりは、さすがは理系のセンセイらしい論理的な見立てです。
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さて、稀代の解脱者である武庫川は、日本人の3分の2は「絶滅する」と考えています。
悟るヒント: ハルマゲドンは始まっている。
https://satori-awake.blogspot.com/2017/05/blog-post_31.html
↑の以前の記事でも引用しましたが、人口問題の山形グラフをみれば、シロクマさんが言うところの
「発展国への道、そして転落への道」
が目で見てしっかりわかります。日本なんかも、明治維新からいきなり山を登りだして、急激に今度は山を下っているわけで、ワタクシ40代の武庫川でさえ
「明治・大正生まれの人を良く知っていたり、見たり会ったりしたことある」
レベルの最近さです。そんな何世代もはるか昔のことではなく、私たちの目の黒いうちに、人口は増加し始め、そして減少していっているのです。
このスピード感たるや、
「わしらの世代のうちに、日本はピークになり、そしてわしらの世代のうちに滅び始めたのじゃ!」
くらいの勢いなんですね。 たたりじゃー!!!!!
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ではここからが、解脱者ムコガワの真骨頂ですが、
「そうだとしたら、一体何が、我々を滅ぼそうとしているのか」
「いったいどうして、先進化すると人は滅ぶのか」
の答えを、解き明かそうではありませんか!
ズボッとぬるっとお見通しだ!!!!
(この話つづく)
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