まいどお馴染み「勝手に人生相談」のお時間がやって参りました。
このコーナーは、誰にも頼まれていないのに、ワタクシ武庫川散歩が、独断と偏見に満ちた「勝手な人生相談を、勝手に答える」という、トンデモないシリーズなのですが、きっと好評だと思うので、これまた勝手に継続しております。
ちなみに、2016年になって、この「勝手に人生相談シリーズに、相談を寄せたい」ときっと思っている方が増えてます。
たとえば、ベッキーさんとか、昨日あたりは清原さんも、そう思っているのではないでしょうか?
ええ、もちろん、どこのベッキーさんか、あるいはどこの清原さんかは知りません。芸能関係かどうかも定かではないかもしれませんね(笑)
さて、彼らに共通した、人生相談の内容はもちろん、
「人生をやり直したいのですが、どうしたらいいですか?」
というものです。
何をやっちまったかは知りませんが、やっちまったものは仕方がありませんし、その過去をなかったことにはできません。
しかし、人間というものは、死なない限り、やり直すことはできるものです。
そのためには、どうしたらいいのか。
あるいは、人生をやり直す秘策というのは、どんなものか。
について、今日はお話してみようと思います。
まず、もっとも大事なことは、何かをやっちまう以前のあなたと、やり直し・改められようとする人生の後半について
「軸足となるものがあるかどうか」
は大きな転換点となりますので、このことをよく覚えておきましょう。
たとえば、相談者が野球選手だったとしましょう。野球選手の場合は、人生の前半は、「野球」が軸足です。しかし、選手をやめてからの後半は「野球」から軸足をはずしてしまうと
何にもない、空虚な生活
が待っていることになります。
恋愛においては、異性そのものが軸足となる場合があります。
「あなたに出会うまえのあたし」と「あなたに出会ってからのあたし」
は大きく違うので、不倫に走ったりもしてしまうものなのです。
これらのポイントは、仮にそうした軸足がなければ、「ただ、だらだらと過ごすのみで、別段大きな人生の転機にぶちあたることがない」わけですが、なまじっか
「軸足」
となるものに遭遇してしまったり、それに夢中になってしまったが故に、トラブルを起こすことだってあるわけです。
とすれば、人生を変革するヒントは、まさにそこにある!と言えますよね。
公式にしてしまいましょう。
公式1)
人生に軸足がなかった人間が軸足を見つけると、その後の人生は大きく変わる。
公式2)
人生の軸足を失うと、その後の人生は大きく変わる。
この二つの公式は、忘れてはいけません。
さて、ここからです。
どうやら、軸足のない人間がそのまま過ごすのはOKのようです。ただ、だらだらとした人生が続くだけだからです。
しかし、軸足を持っていた人間がそれを失ったり、軸足を見つけてしまったりすると人生が大きく変わるわけですから、
「人生においては、変革期に新たな軸足を見つけなくてはならない」
ということでもある、ということがわかってきます。
つまり、キヨハラという人にとっては、スポーツではない新たな軸足や立ち位置、居場所が必要だったわけです。
あるいは、ベッキーが新たな人生を立ち上げるためには、「新たな異性」が必要になりそうだ、というわけです(笑)
しかし、それらの軸足は、どこかからか勝手にやってきたり、誰かが与えてくれたりはしません。人生の後半ともなるとさらにそうです。
子供の時は、習い事や好きなスポーツなどもあるでしょうが、人生の後半になって趣味を見つけるのは大変だったりします。
あるいは、子供の時は、四六時中片思いでも恋愛できましたが、人生の後半になって恋愛もなかなかできるものではありません。
ということは、それらは自分で探しにいかなくてはいけない、ということなのです。
まあ、別に趣味や異性の話ならまだかわいいものなのですが、人生の軸足となるものを自ら探せと言われても、なかなか思いつきもしません。それが普通です。
そんな時には、とてもいい方法があります。
人生の軸足を探したい時、あなたの人生に迷ったとき、そんな時に確実に効果があるのは、
「あなたは何者なのかを確認する。再確認する」
という方法です。
これには、2つのテクニックがあります。
<1> あなたを構成する要素を書き出してみる。
あなたが今までに受けてきた教育内容(習い事や、技術や、大学の学部や、もっている免許や、そういうもの)をすべて思いつくままに書き出してゆきましょう。
そこに、あなたが好きなものや、こういうものをよく買ったりする、という傾向に当たるものも書き出してゆきます。
食べ物、道楽、乗ってきた車など、あなたの経験を構成したものも書き出しましょう。
付き合った異性の名前もよいでしょう。住んだ街の名前もよいです。とにかく、あなたが経験として得てきたものを単語で並べてゆくのです。
つるんでいる友達もそう、よく行く店もそう。こだわっているブランドでもいいし、あなたに関わりそうな要素は、つぎつぎ挙げてゆきましょう。
こうして書き出されたノートの内容は、基本的に他の誰とも「かぶらない」あなた自身の構成要素です。
そして、ここからズバリ言いますが、あなたの軸足は、その書かれたものの中にしかありません。
新しい人生のポイントとなるものは、その中にあります。いや、これからそんな軸足に出会う可能性もなきにしもあらずですが、少なくとも今日、この時点ではそれに出会ってないわけですから、あなたが軸足にすべきものは、
かならずその中にある
のです。
<2>あなたを成り立たせている遺伝的要素を調べてみる。
よく、人間を形作るのは、「遺伝か、それとも環境か」なんて言われたりしますが、実際にはそれらは約半々であなたに影響を与えているようです。
一番目の方法で調べたのは、あなたが得てきた外的要因、要素ですから、この部分が環境によって得られたあなたの「獲得形質」だと言えます。
あと半分は、あなたが遺伝的に持っている要素ですから、これは父・母・祖父・祖母たちが、どのように生きてきたかを知ることが
遺伝的な軸足
になります。
たとえば、あなたの両親や、祖父母たちが、どの土地で生きてきたのかとか、どんな仕事や暮らしをしてきたのかを知るだけで、あなたの軸足がちゃんと形成されてゆくのです。
「ああ、この土地じゃなくて、実家へ帰ろう」とか、そんな決意をするのも、その実家の土地との縁は、もともと血縁しかないわけですから、DNAに由来するのです。
あるいは、「オヤジの跡を継いでみよう」とか、逆に「オヤジとは違う生き方をするぞ」とかも、そのパターンです。
この遺伝的要素から作り出された軸足も、かなり強力なあなたの足がかりになるのです。
結論は、2つです。遺伝と環境に基づいて、あなたは新しい軸足を探すべきです。
ベッキーさんは、そもそも彼のどこに惹かれたのか、や彼とどの土地や仕事をして、この先逃げてゆこうかを考えるのもきちんとした軸足となります。
(もちろん、前の軸足である東京中心の生活や、芸能中心の生活は捨てなくてはならないかもしれません)
逆に、軸足だと思っていた異性を捨てて、以前の軸足を取り戻そうと努力するのもありです。
清原さんは、遺伝に基づいた軸足を取り戻すのか、あるいは、新しいあなたを構成する要素を再び見つけるのかを迫られます。それに失敗すれば、虚しさだけがそこに残ることになります。
もし、あなたが本当に人生をやり直したいのであれば、ぜひいちど、武庫川散歩に相談してみてください。
かならず、あなたは変わることができます。
WE CAN CHANGE !
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