やあどうも。みんなのアイドル武庫川散歩だよ。
でも、ボクに恋愛感情を持ったり、刺しに来たりしちゃあ、ダメだよ!ボクは解脱アイドルなんだから。
距離感というものが、大事なんだよ。距離感が。
・・・とまあ、不謹慎なネタで申し訳ないと一応は謝る誠意を見せている不誠実な男、武庫川散歩です。
さて、今日はダイヤモンドオンラインに、
「極めて重要な、そして興味深い指摘」
が載っていたので、賢明なる読者諸君のためにぜひ紹介したいと思っているわけで。
子どもの将来の成功を決める最重要ファクター「グリット」とは何か?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160523-00091399-diamond-soci(ダイヤモンド・オンライン)
さてこの記事、一見すると子育て論みたいに見えますが、なんのなんの南野洋子。あなたの人生を成功に導く
「魔法のような秘策」
について、本人たちも知ってか知らずかズバズバ書いておられるので、ここは学んでおきたいところ。
詳しくは本文を読めばいいのですが、そこは稀代の解脱者が、ありがたーい解説とともにお届けします。
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さて、この記事の中には、「グリット」という言葉が登場します。間違っても上田次郎と山田奈緒子のことではナイ。
・・・それは「トリック」
記事の中心は、もちろんこのグリットについてですが、そこへ至るまでの話がとても重要なので、武庫川的にしっかりここらへんをお話してみたいのです。
「どうしたら人は成功したり、高い成果を出すことができるのだろう」というテーマを探求するところから、話ははじまります。
記事によると、そもそもいわゆる18世紀までの封建社会では、領主と搾取される農民の立場は確定しているので、「頑張って努力する」なんて発想が存在しなかった、ということがわかります。
それが19世紀になって産業革命前夜ごろから「努力すれば、成功できるんじゃないか?」みたいな機運が生まれてきて、農民が封建社会から切り離され、都市へ出てきて
「努力すれば、境遇が変わる」
ということを発見するようになった、というのです。
すると、成功の第一仮説として「不屈の努力によって人は成功するのではないか」という説が登場したわけです。
ところが、これは小さな領域で、決められた手順を努力すればある程度なんとかなったかもしれないけれど、世紀が進んで、サービスや事業の内容が多種多様になってくると、「適応できる努力や頑張りの種類が増えすぎて、単純にそうとは言えなくなった」という問題が出てきたのです。
わかりやすく言えば、武士であれば剣術だけ努力すれば、それが立身出世に繋がったかもしれないけれど、平和な世の中では武芸だけでは偉くなれなくなった、というのと似ています。
そこで、今度は、「成功した人たちのデータを調べて、成功の秘訣を見つけよう」という研究がなされるようになりました。
で、登場したのが第二の仮説。「夢を持って、それを実現させるプランを着実に実行出来る者が、成功するのではないか」説です。
ところが、この第二仮説は「夢を持て」ばかりが一人歩きして、その後にやらねばならない「着実にやり続ける」部分の印象が消えてしまった、といいます。
そこで、第三の仮説が生まれます。「じゃあ、やり続けられる能力はどこからくるのか」説です。
ある人は、「IQが高いとやり続けられて結果が出るんじゃないか?」と考えましたが、データの結果は、どうもそれは違う、ということに落ち着いたとか。
またある人は「IQじゃないなら自尊心だ!ほめて育てればいいんじゃないか?」と考えましたが、偉そうなガキが増えるだけで失敗に終わりました。
(どうやら、自尊心があるから成功するのではなく、成功するから自尊心が付くようです)
そこで、第四の仮説が登場したのが現代で、
「やり続ける力というのは、”セルフコントロールと興味の一貫性”ではないか?」
というのです。これが最新版!!
そして、このやり続ける力そのものを「グリット」と名づけたわけです。
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記事では、この「やり続けられるための要素」をもう少し丁寧に挙げています。
■ セルフコントロール
■ 興味を持ち続けること
■ 見返りがなくても、努力できること。
■ まじめであること。
■ 外交的であること。
■ 新しいことに取り組めること。
これらはたくさんの要素のように見えるけれど、実はまとめると単純なことに集約できます。
「明るくさわやかで、コツコツできる人」
ということです。
成功する、ということは、つまり、嫌な顔をせず何かをやり遂げられるまで続けることに他ならないのかもしれません。
逆に言えば、もし成功しない人がいるとすれば、それはこういうダメな点があるということにもなります。
■ 自分をコントロールできず、イライラして投げ出してしまう。
■ 興味を失って途中でやめてしまう。
■ 見返りがないとやめたり、嫌になってしまう。
■ 不真面目で、途中でやる気を失う。
■ 内向的で、内弁慶。
■ 新しいことを始められない。
ああ!なるほど。こいつら全員、成功しそうにないわ(笑)
もし、あなたやわたしがこれに当てはまるのであれば、早いうちにこうした傾向を克服しておかねばなりません。
なぜなら、人生に失敗するということが、明らかだからです!!ババーン。
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