2018年7月24日火曜日
緑内障でも使える市販の目薬はありますか?
解脱者ムコガワ散歩が緑内障になった話は少し前にしましたが。
解脱者・武庫川散歩が失明する日まで
https://satori-awake.blogspot.com/2018/04/blog-post_7.html
え、あ、ちょっとその前に、解脱者を「超能力者」かなんかと勘違いしている人がいるので、誤解無きように話しておきますが、
あの、解脱者でも病気になるし、死にますから、あしからず
ということで。ブッダもイエスも死にましたので、そこんところは間違いなきよう。
そういえば、空中浮遊ができるというふれこみの人がおられて、その人が絞首刑になった瞬間浮けばよかったのではないか?という言説が多く流布していますが、 まあ、そういうのもすべてまやかしでございます。
あのサイババも亡くなりましたね。なんでも物質化できるという触れ込みでしたが。
==========
さて、そんなおとぼけなお話はヨコに置いておいて。
緑内障になると、困ったことが一つあって、
「市販の目薬を、考えなしに買ってはいけない!」
ということが起きます。実はすべての市販の目薬には、
「緑内障と診断された人は、医師または薬剤師、登録販売者に相談してください」
という但し書きがついています。
なので、まったく相談・診断もなしに「市販の目薬で買えるものはない!」ということをまずは覚えておきましょう。
日本の法律やその運用というのはよくできていて、「一番ひどい場合を想定して、まずは全部ダメよ!」というくくりから入るのだそうです。
なので、緑内障の人が、「目薬を使っていいかどうか」は、まず全部シャットアウトしておいて、それから「こういう状況なら、使ってもいいよ」と少しだけ許可を出すみたいな感じ。
==========
さて、武庫川の場合は、もともと極度の近眼だったので、近眼と相関関係が強いタイプの緑内障であろう、ということです。
現在「ラタチモ配合点眼薬」を処方されていて、その上で
「普段使いできる目薬ってないですか?」
と医者の先生に尋ねると、 ピント調節機能の改善をねらって
○ シアノコバラミン点眼薬0.02%
を処方されました。いわゆるビタミンB12目薬ですが、市販薬ではありません。
シアノコバラミンだけが入った目薬は、緑内障が禁忌ではないようで、緑内障でも使えます。
(ただ、繰り返しますが、市販薬ではないことと、あくまでも私の場合はということで、緑内障でもタイプがいろいろあるので、必ず医師の指示に従ってください)
==========
緑内障の方が、ふだん使いできる「目薬」としては、
○ 人工涙液マイティア点眼液(千寿)
を処方されている方もいるようです。 これは、医師処方です。
(添加物としてベンザルコニウム塩化物が配合されているタイプ)
これの市販相当品が
○ ソフトサンティア(参天)
○ ソフトワン(ロート)
ですが、 市販の2種類はどちらも添加物が配合されておらず、10日使いきりです。
医師の指示で、これらの2点は緑内障であっても使ってよい、という指導を受けている人がいます。
ちなみに、よく似ている人工涙液の
× ソフトサンティア ひとみストレッチ(参天)
は、絶対に緑内障の人は使ってはダメです。こちらは緑内障を悪化させる成分が含まれています。
=========
基本的に、緑内障の方が無条件に使える市販目薬はありません。
なので、医師処方の医療用目薬をチョイスしてもらうか、相談の上「ソフトサンティア」「ソフトワン」つまり、単純な人工涙液(だけのもの。それ以外の成分が入っているものは基本ダメ)を使用するかになりそうです。
キターッ!!!
とか、言いたいけど、もう言えないのね。織田裕二さん。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿