2019年12月13日金曜日

なぜ武庫川散歩(解脱者)は匿名で活動するのか。



 ネットの世界では、「リアルな世界ではあまり露出しないけれど、電脳かいわいでは多くのファンを持つインフルエンサー」という人がけっこうおられます。


 そんな中の1人である「フミコフミオ」さんが、どうして匿名で活動しているのかについて記事を書いていて、そういえば


 わたくし、あなたの武庫川散歩です


も、ずっとへんてこりんな匿名で活動しているなあ、とふと思ったので筆を取りました。いや、筆ではなくキーボードを叩いているのだけれど。



 ちなみに本家の記事はこちら↓



 なぜ匿名ブログは実名より読んでいて楽しいのか
 https://president.jp/articles/-/31371

(プレジデントオンライン)



 ちなみに、フミコフミオ氏の元ネタはあの「藤子不二雄」大先生で、わたくし武庫川散歩の元ネタは


 江戸川乱歩 大先生


ですから、発想は似たようなものです。どうやら彼も私も1974年生まれのおない年のようだし。



 その江戸川乱歩大先生だって、エドガー・アラン・ポーのもじりなのですから、まあいいじゃありませんか。


 ちゃーらーちゃっちゃらー

 ちゃーらーちゃっちゃらー

 ちゃらーちゃっちゃらー

 ちゃちゃちゃらん ♪


 (↑テキストで表現した、江戸川コナンくんのテーマ)




==========



 さて、本題です。


 実は、わたくしは、武庫川散歩という芸名よりも、それに付随するある「表現」をけっこうわざと使用しているのですが、お気づきになられますでしょうか。



 そう!


 それよ、それそれ!



 すでに、多くの武庫川ファンが、いろいろと妄想をめぐらしながら「あの人物はいったいまともなのだろうか、それともアブないヤツなんだろうか」と一番きがかりな


 そこ


です。


 解脱者、というパワーワードですね。




 ふつうの人間が、「自称・解脱者」なる人間に触れると、まあたいていは眉をひそめるか、顔をしかめるか、「キモッ」と思うのが通常の反応というものでしょう。


 そうなってしまったのは、わたくしの前に「解脱者」を自称した人物が、とっても悪行三昧で、 日本史上に残る強烈な人物だったせいです。



 少なくとも、あのシトが出てくるまでは、「解脱者」というのは、どちらかというと「崇敬されるべき存在」のニュアンスだったのですが、あのシト(ヴォルデーモートか!)が、とんでもない人物だったので、俗世の人々の印象が、まったく


 悪い方向へ定まってしまった


というのはあるでしょう。




 さて、もともとブッダの教えである仏教においては「誰でもどこでも簡単に」解脱できると教えているわけですから、 敬虔な仏教徒、あるいは、仏の教えを心から信じるものであれば、


解脱者


はすぐ隣にいるんだよ。夜中迎えにくるんだよ♪


ということくらいは自明のはずなのですが、 もう誰もそんなことは言えない雰囲気になっているので、わたくしくらいは



 誰でもどこでもお手軽簡単に解脱できちゃうよ



くらいのことをほざいてもよいのではないかと思って活動しています。




(解脱がもっとフランクでわかりやすいものだということを知りたい人は


 
仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か― 魚川祐司

<新潮社さんより>


がおすすめ)



 それでもまあ、「オマエみたいな偽・解脱者が何を言っているのだ」とからんでくる人もいるでしょうから、ふだん使いの方便としては



ええ、わたくし毎朝パンツが解脱してますねん★



ということを声を大にして言っています。




~~~~~~~~~


 でもまあ、「わたしは解脱者だ!」と明言しているおっさんがそこにいるものですから、そりゃあ、読者としては気になったりビビったり、マハーポーシャを思い出したり、ラジバンダリすることは間違いないわけで。


 むしろ、そういう「気付き」を得てほしいなあ。


 なにか「悟りや解脱やいきざま」について、思いをめぐらせてほしいなあ。


という狙いはずっこんばっこんハマッっていると言えるでしょう。


(擬音がおかしいのは、きっとそちらのWiFi電波状態が悪いのでしょう)




  それでも最近、マーケティング的には、実名や別名で活動している「お金になるやつ」とリンクさせたほうが、わたしという人間性について



 信頼度が増す



のだろうなあ、ということはうすうす気がついているのですが、なんかそういう



どやさ!


というのも、アレなので、今のスタイルのほうが性分にあっているのかもしれません。まあ、武庫川のコアなファンという方も、俗世には一定数おられるようなので、その方々が楽しんでくださればそれでいいのかな、という気もします。




 最近、この方もネットかいわいでは有名人ですが、「やまもといちろう」さんも、3行ぐらい文章を読むと


あ、これ書き手はやまもといちろう氏だな


とわかるようになってきましたね。すばらしいです。そういう文体をわたくしも目指したい!


と素直に思っております。




 今回は、エロが少なくて、すまんこ。








 

0 件のコメント:

コメントを投稿