2014年3月7日金曜日

<日常>戦う哲学者「中島義道」さんの連載がちょっと面白い

 みなさんこんばんは。

 ”戦わない解脱者”こと、武庫川散歩です。


 東洋経済オンラインさんにて連載中の”戦う哲学者 中島義道”さんの連載が面白いので紹介がてら取り上げてみたいと思います。

 中島義道さんという方は、いちおうカントが専門の哲学の先生ですが、これまでの中島さんの言動を読めば概ねわかる通り、本人は社会一般から見れば自称「変わった」人です。


『人間はどうせ死んでしまう』

というのが彼の根底にある考えです。おっしゃりたいことはよくわかります。『セカイは存在しない』と考えている武庫川散歩VS『人はどうせ死ぬ』と考えている中島義道さんですから、いい勝負というか、究極的に向かっている方向性は同じなのかもしれません(苦笑)



 東洋経済オンライン 中島義道の人生相談道場
 http://toyokeizai.net/articles/-/15158



 上記リンクが連載第一回です。いやまあ、我々のような知的レベルが不自由な人たちからすれば、人生に悩もうが死の恐怖が訪れようが、


 東大に入る頭脳があれば、まずはそれでいいじゃん!


と思うのですが、間違ってますか?!まあ、東大卒であろうが中卒であろうが、どうせ死ぬんだからどうでもいいんですが。


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 というわけで、今回からしばらく、題して「勝手に人生相談」のコーナーを立ち上げたいと思います。中島さんに敬意を表しつつ、私ならどう人生相談に答えるか、を勝手に考えるまるでおせっかいなコーナーです。



Q、娘が不登校になってしまった。どうしたらいいですか?


(元ネタ http://toyokeizai.net/articles/-/16802 )

※中島さんの回答を読みたい方は上記リンクをクリックしてくださいね。ウイルスとか、仕込んでないのでご安心を。

 
A、おとうさんも出社しなくなればいいと思います。(by 武庫川散歩)


 解説)相談者のお父さんが望む解決は、たった一つです。それは、「娘が学校に行ってくれさえすればいい」というその一点です。

 しかし、その解決を手に入れても、おそらく娘さんは、またどこかのステップで躓くことでしょう。会社でうまくいかないとか、彼氏とうまくいかないとか、夫とうまくいかないとか。

 そして、そのどこかの段階で同じような行動パターンを取り、また引きこもってしまうかもしれません。

 だったら、今のうちに、おとうさんも会社に行くのをやめて、「この状態が続けばどうなるか」を目にモノ見せてやればいいのです。

 心の底から、「ヤバイ、これでは生きていけない」と娘に思わせること。そこから「生きる力」が湧いてくるのです。


 それでも娘が立ち上がらない、おとうさんも再就職先が見つからない場合は、どうせ生きていけないのですから、まあ、ほれ、なるようになります。どうせみんな死ぬんです。


 ちなみに、賢いおとうさんの場合は、この時本当に会社を辞めるのではなく


 限界まで有給を取る


という作戦がお勧めです。

 娘がいるくらいの年齢だと、有給20日はあるでしょうから、土日を入れれば一か月休めます。


 最初の3日は、なんにも言わずだらだらしましょう。1週間くらいで、さすがに娘も「おかしい」と気付きます。

 直接訊ねてきても、おかあさん経由でそれとなくでもいいですが


「お父さんもひきこもることにした」


ということを娘の耳に入れるようにします。


「なんで?」「これからのうちの生活どうなるの?」

なんて言葉が出てきたらしめたものです。

「理由はおまえと全く同じだ」
「これからのお前の人生どうなるの?」

と答えてあげましょう。どんよりとした表情で!

 後は2つしか選択肢はありません。一緒に死ぬか、一緒に生きるために立ち上がるか。


 ・・・と、こんなに素晴らしい解決策を提案しても、おそらく99%のおとうさんはこれを実行できません。

 なぜなら、これが実行できるキャラと勇気を持っているお父さんの子は、引きこもりにならないからです。


 中島さんと同意見なのは、ここです。


 子供の問題は、実は親の問題でもあるのです。あなたの生き方が、子供に反映されている。だからこそ、


 あなたの思い描いている方法では、こどもの問題は解決しない



という真実に一刻も早く気付かなくてはなりません!ババーン!
 

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