2014年3月12日水曜日

<日常>悟りを開くためのヒント

 どうも、セカイの片隅でアホが叫んでいる武庫川散歩です。



 最近、当ブログに「悟りを開くためのヒント」のキーワードでやって来られる方が増えているようなので、今流行のSEO対策として、いっぱい散りばめてみます。


 基本的に「悟りを開くという」ことは、これまで我々が認知していた世界観が大きく変わる、もしくはひっくり返る、ということに他なりません。



 平たく言えば、天動説から地動説を発見するようなもので、コペルニクスが気付いたように

「やっべ!天が廻ってるんじゃなくて、俺が廻ってんじゃん!」

ということも、ある種の「悟り」への一歩だと思います。



 仏教における「悟り」とは、すでに長い歴史の中で「神秘主義」「神秘体験」のように誤解をされていますが、これまた平たく言えば、ブッダは

「やっべ!人生って常に移り変わってんじゃん!」(無常)

と気付いてしまっただけに他なりません。


 それを宗教的に言えば「輪廻転生」「諸行無常」であり、科学的に言えば「質量保存の法則」「エントロピーの法則」でもあるわけです。

 ブッダの時代は、この世界や宇宙の成り立ちについて、人類自身が知っていること・発見していることが少なかったので、「結果として、このセカイは移り変わる」ということはわかりましたが、「なぜ、そうなのか」というところはとても説明するに至りませんでした。

 

 そのため、ブッダは、「セカイがなぜ無常なのか」については、バラモン教の神々がいて、その神々たちがそうしている、という旧来の理屈から脱出することができなかったとも言えます。


 ところが、21世紀に入った今、人類はこのセカイについて発見したことがたくさんあります。ということは、現代における「悟り」は、発見されたそれらの科学的事実や、現象と合致したものでなくてはなりません。


 なので、本当は悟りを開く一番の近道は、「勉強しろ」ということなのかもしれません(苦笑)



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 ところが、現代において「悟り」を欲しがる人たちは、残念ながら「物理科学について勉強する」ことが「悟りにつながる」なんて思いもしません。


 それどころか、「悟り」や「覚醒」は、それらとは正反対の位置にある「なにかズバーンでバキューンな凄いもの」「それだけで、何かとんでもないパワーを得るようなもの」だと勘違いしているのです。


 もし、万が一、悟りを開いて覚醒するとサイヤ人みたいになれる、と思っているとすれば、完全にアホです。



 もっとも、「悟り」を得ようとする人の中には、もう少しまともで、このセカイのいろいろな「ややこしいこと」「煩わしいこと」から逃れたくてそれを求める人もいるでしょう。

 それなら今すぐ着の身着のまま家族も仕事も放り出して、盗んだバイクで走り出せばいいのです。

 警察につかまっても、「ちゅどーん!ピュー!パフパフ」と叫んでいればよろしい。
 
 ・・・・・・まあ、そこまでアブナイ人にならなくても、嵐寛寿郎のように、「家も財産も全部、前の嫁はんに渡して、新しい女と体一つで駆け落ちする」ぐらいは良いのではないでしょうか。



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 現代における「真の悟り」というのは、けして宗教的・神秘的な観念であってはなりません。全ての科学事象と、あるいは全てのセカイで起きている現象と、その悟りが合致している必要があります。


 そういう意味では、私の言うところの「サイバーパンク解脱」つまり「セカイは存在しないかもしれない症候群」は、この宇宙の成り立ちと合致しているか、と問われれば実はそれを証明できる方法が存在しません。

 なので、私自身は「セカイは存在しない」という仮説は、「悟りを得るための、とっかかり」くらいにしか考えていないのです。


 そこからスタートして、何がどうなって最終的な「悟り」へ至るのかは、当ブログでぼちぼち書いている途中なのですが、興味がある人だけ引き続きご愛読くださいませ。


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 で、せっかく「悟りを開くためのヒント」と題したわけなので、ヒントを挙げておきます。


① この世界や宇宙がどうやってできたのかを、自分で考えてください。


② 神様はいるのか、いないのかを自分で考えてください。


③ 生命が生きることと、生命が死ぬことの意味や役割を考えてください。




 ・・・・・・しっかし、ざっくり言えば悟りを開くなんて、とっても簡単なことです。その本質は、


 俺はおまえのことなんてどうでもいい。


 俺のことだってどうでもいい。


 もー、なんか、全部どうでもいい。

 
 芋食って屁こいて寝る。(涅槃)


ということなんですから(苦笑)





 

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