こんにちは
解脱者にならなかったら、作家になりたかったと思う武庫川散歩です。
懸命な読者諸君なら、もう既にお気づきと思いますが、「武庫川散歩」という偽名は「江戸川乱歩」さんへのオマージュですが、そもそも「江戸川乱歩」自体が「エドガー・アラン・ポー」さんへのオマージュなんだから、二重パクリでも問題ないはずです。
どうも、改めまして「四万十川闊歩」です。意味わからんわ!
さて、私は保守でも革新でもないのですが、日本に既に訪れている「少子化」については、すこしばかり心を痛めています。
あ!うそです。うそうそ!悟りを開いたんだから、心を痛めたりなんかしません。全然、平気だもん。どうでもいいんだもんね!
・・・・・・とまあ、冗談はさておき、当エンタメ解脱において「子供を生まない・子供を作らない」ということについて、ほんの少しだけ思うところを書こうと思っています。
「子供なんて必要ない」「子供は作りたくない」
という積極的に子供を否定する人もいるし、
「仕事や生活と天秤にかけた結果、子供は望まないほうがいい」
と消極的に子供を我慢する人もいるでしょう。
「貧しくて子供が作れない」
という人だっています。
あるいは、残念ではありますが
「子供ができない」
という人も、このセカイにはおられます。
したがって、一概に「こどもがいない」という状況だけをもって、その背景を見ずに簡単に論じることは難しいとは思いますが、ここではサイバーパンク解脱らしく、ズバリ事実だけを持ってお話しようと思います。
子供がいない、ということは、結果的には悲しい哉「そこから先、その人の子孫は途絶える」ということです。
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最近、個人的に江戸時代の家系図をずっと調べているのですが、どの家の家系図を見ても、かならず共通していることがあります。
それは「家が途絶えそうになったら、必死に養子をもらって家が途絶えないようにする」ということです。
江戸時代、特に武士にとって「家」というのはめちゃくちゃ大事なもので、DNAとしての血縁は意外にどうでもいいのですが、「家系」だけは守ろうと必死でした。
なぜかというと、武士の場合、給料はその「家系」に払われるので、「家が断絶する」ことはすなわち「給料の出所がなくなる・職を失う」ということと同じだったからです。
そのため、現在私たちが頭の中で思っている「子孫・一族」のイメージと、江戸時代の武士の「子孫・一族」のイメージは多少「ズレ」があるのですが、それでも
子々孫々が続いていくこと
は重視されていたように思います。
また、同時に、今ワタシ・アナタがここにいるということは、「地球に6500万年前に誕生した霊長類」から考えると6500万年間の先祖がいて、あなたまで続いているということでもあります。
子供がいないということは、6500万年のあなたを含む血族が、そこから先は途絶える、ということに他なりません。
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某北の国で、重臣の粛清が行われた際、一族郎党皆殺し、一説には1000人にも及ぶ人たちに害が及んだそうですが、古来から国家において一番の刑罰は
子孫まで根絶やしにすること
であったように思います。
古代中国には「九族皆殺し」という処分があり、とにかく子孫を根絶やしにすることが、重視されていたようです。
逆に、子孫が生まれないということを逆に活用したのが「宦官」の制度で、そもそもは刑罰であったのが、そこから宮中で登用される例が増えることになりました。
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さて、考えようによっては、個人の死刑よりも残酷で究極の刑罰でもある、「子孫根絶やし」という状況を、何も自ら進んで実行せんでもいいのに、と思うのが個人的な感想です。
「これからの政治経済状況がわからないから、子供を生むほうがかわいそうだ」という意見もあるでしょうが、そもそもこれまでの6500万年間も、セカイはひどい状況だったのですから、そんなことは恐らくどうでもいいことです。
戦国時代でも、飢饉でも、世界大戦の最中でも、常に子供は生まれていて、だから現在があるのです。
よって、これからセカイが破滅に向かおうとも、子作りはしてOKなのではないでしょうか。それこそが、逆にセカイを救う可能性なのかもしれないわけです。
ここで名言をひとつ。
全ての妊娠は「できちゃった妊娠」である!ババーン。
そこに、意図はないのです。意図を介在させる必要もありません。
”やればできる”、のです
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今、世界の賢い人たちはだんだん気付きはじめています。
東洋経済オンラインより ”米国、専業主婦ブームの真相”
http://toyokeizai.net/articles/-/32455
特に女性において、会社でバリバリ働くことが善で正義だと信じていた結果、子供を断念した方がたくさんいます。
そして、その頑張ったアナタへのご褒美が「子孫根絶やし」だというのは、何かおかしいと。
何にも考えずに生きていても、将来のことも全くどうでもいい生き方をしていても、「子供ができる」「子孫が続く」のに、どうしてセカイや社会のために頑張っているアタシが、「子孫根絶やし」の刑を受けなくてはいけないのか。
言い方はおかしいけれど、高い学歴と社会参加をした者達の子孫が淘汰されて、低い学歴でその日暮らしをしている者達の子孫が生き延びるチャンスを持つ、というのが女性における現代資本主義社会です。
こりゃなんだかイカれた優生学だな、と気付く人は、さっさとまずは家庭に入って子育てをしているわけです。仕事は後からすればいい。
ぶっちゃけ、女性にとってまともに妊娠出産ができるチャンスは20代から30代までの約15年間です。
政府は「働く女性を応援する」必要はまったくありません。男女差別だのなんだのという妄言をおしのけて、女性の新卒扱いを35歳から40歳にすればいいのです。
それまでは、自由に恋愛してOK。親は家事手伝いとして娘を養わなければなりません。
結婚相談所なんか不要です。婚活もいらない。ただ親が、どんどん見合いを薦めたらよろしい。
なーんて。
それでも、子供を生まない選択をする人がいてもいっこうに構いません。ただ、その人たちの子孫は途絶えます。ただ、それだけのことです。
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