2014年10月26日日曜日

<日常>”嫌われる勇気”アドラー心理学の真髄!「今、あなたはどう生きるか」

 面白いので、このブログでもたまーにチェックしている”嫌われる勇気”「アドラー心理学」ですが、またネタを拾ってきたのでご紹介しておきましょう。




 過去や他者のせいにしても何一つ解決しない!「今、自分にできること」にスポットを当てよ
 (ダイヤモンド・オンラインさんより)

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141008-00060178-diamond-soci&pos=1




 上記記事では「陽転思考」(和田裕美氏の造語)なる単語でまとめていますが、これは同じく文中の言葉で言い換えるならば


 “事実はひとつ、考え方はふたつ”



という見方をすると世界観は大きく変わる、ということです。


(おなじ事実でも、受け止め方を変えれば対応や生き方が変わってくる)



 ワタクシ、今世紀最後の解脱者、武庫川散歩も基本的にはおなじ考え方をしているのですが、私の場合は、いろんな意味を含めて「正義のゆらぎ」ということばをよく使います。



 あっ!


 ・・・このブログではまだ使ったことなかったっけ?「正義のゆらぎ」。じゃあ、それはまた後ほどしっかり説明しますな。




==========


 さて、アドラー心理学の面白いところは、表面的に人は「何々できない、何々するのにトラウマがある」なんてことを抱えているときに


「それは、本当はトラウマなんじゃなくて、やりたくないから言い訳にしてるんだろ?」


ということをズバズバ言うところです。そういう意味で、アドラー心理学では「過去」を否定し、


「今どうするのか?」


ということを積極的に問いかけてゆくわけですね。



 記事の中で面白いテクニックが紹介されていたので、引用しておきます。



①三角柱を用意する。


②その一面に「かわいそうな私」と書いておく


③もう一面に「悪いあなた」と書いておく


④最後の面に「----(まだ内緒)」と書いておく。



 これは、岸見氏がカウンセリングの際に用いるそうですが、なかなかよく出来たツールです。


 相談者がいろんな話をする、悩み問題を話してくるときに、今は「かわいそうな私」の話なのか、「悪いあなた」の話なのかを表示するわけです。


 そうするとたいてい彼ら彼女らの話のほとんどの部分は「私はかわいそうな状況」「悪いのは他者」ということしか言ってないことが明らかになってくる。



 で、最後の面「-----」に何が書いてあるかというと「私には何ができるのか」という表示がされている!!!




 こりゃすごい!私もいつも相談を受けると「で、あなたはどうしたいの?」と必ず聞くのですが、それを完璧にわかりやすくしたのがこのツールです。



ぱ、パクりたい・・・・!!!(笑)



 そうなのです、結局大事なのは


 今、そしてこれからあなたはどうするのか?どうしたいのか?何ができるのか?


なのです。それしかないんです。




==========


 私がまだ俗世にいたころ、とある仕事の先輩が面白いことを言っていました。


「自分は後悔はしない。どんな選択をして、結果的にそれが最悪な方向へ向かったとしても、それはそのときしっかり考えて、どうしようもなくそれしかなくそれを選んだ結果なので、それ以外は考えられないから、後悔はしようがない」


という話です。


 なるほど、それはアドラーちっくです。


 今、全力でそれを選ぶ。


 全力で選択した結果だから、良いも悪いもなく受け入れる。


 それ以外の未来は、そもそもあるはずもなかったのだ!



ということ。



 これは、悩みなく生きるためには必要な決断かもしれません。




 ・・・今日は、えらく真面目でしたな。ここらで卑猥な言葉でも叫んでおくべきか・・・・。



 なーんて!ではでは。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿