面白いので、このブログでもたまーにチェックしている”嫌われる勇気”「アドラー心理学」ですが、またネタを拾ってきたのでご紹介しておきましょう。
過去や他者のせいにしても何一つ解決しない!「今、自分にできること」にスポットを当てよ
(ダイヤモンド・オンラインさんより)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141008-00060178-diamond-soci&pos=1
上記記事では「陽転思考」(和田裕美氏の造語)なる単語でまとめていますが、これは同じく文中の言葉で言い換えるならば
“事実はひとつ、考え方はふたつ”
という見方をすると世界観は大きく変わる、ということです。
(おなじ事実でも、受け止め方を変えれば対応や生き方が変わってくる)
ワタクシ、今世紀最後の解脱者、武庫川散歩も基本的にはおなじ考え方をしているのですが、私の場合は、いろんな意味を含めて「正義のゆらぎ」ということばをよく使います。
あっ!
・・・このブログではまだ使ったことなかったっけ?「正義のゆらぎ」。じゃあ、それはまた後ほどしっかり説明しますな。
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さて、アドラー心理学の面白いところは、表面的に人は「何々できない、何々するのにトラウマがある」なんてことを抱えているときに
「それは、本当はトラウマなんじゃなくて、やりたくないから言い訳にしてるんだろ?」
ということをズバズバ言うところです。そういう意味で、アドラー心理学では「過去」を否定し、
「今どうするのか?」
ということを積極的に問いかけてゆくわけですね。
記事の中で面白いテクニックが紹介されていたので、引用しておきます。
①三角柱を用意する。
②その一面に「かわいそうな私」と書いておく
③もう一面に「悪いあなた」と書いておく
④最後の面に「----(まだ内緒)」と書いておく。
これは、岸見氏がカウンセリングの際に用いるそうですが、なかなかよく出来たツールです。
相談者がいろんな話をする、悩み問題を話してくるときに、今は「かわいそうな私」の話なのか、「悪いあなた」の話なのかを表示するわけです。
そうするとたいてい彼ら彼女らの話のほとんどの部分は「私はかわいそうな状況」「悪いのは他者」ということしか言ってないことが明らかになってくる。
で、最後の面「-----」に何が書いてあるかというと「私には何ができるのか」という表示がされている!!!
こりゃすごい!私もいつも相談を受けると「で、あなたはどうしたいの?」と必ず聞くのですが、それを完璧にわかりやすくしたのがこのツールです。
ぱ、パクりたい・・・・!!!(笑)
そうなのです、結局大事なのは
今、そしてこれからあなたはどうするのか?どうしたいのか?何ができるのか?
なのです。それしかないんです。
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私がまだ俗世にいたころ、とある仕事の先輩が面白いことを言っていました。
「自分は後悔はしない。どんな選択をして、結果的にそれが最悪な方向へ向かったとしても、それはそのときしっかり考えて、どうしようもなくそれしかなくそれを選んだ結果なので、それ以外は考えられないから、後悔はしようがない」
という話です。
なるほど、それはアドラーちっくです。
今、全力でそれを選ぶ。
全力で選択した結果だから、良いも悪いもなく受け入れる。
それ以外の未来は、そもそもあるはずもなかったのだ!
ということ。
これは、悩みなく生きるためには必要な決断かもしれません。
・・・今日は、えらく真面目でしたな。ここらで卑猥な言葉でも叫んでおくべきか・・・・。
なーんて!ではでは。
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