2016年8月30日火曜日

【勝手に人生相談シリーズ 15】 「小説家ってみんな不倫してるんですか?」



 先日、某女子に「武庫川さんは(異性に)モテモテですね」みたいなことを言われて、



 そんなことあるか!


と内心思わず否定した武庫川散歩ですたい。こんにちは。




 思い起こせば、人生において「モテる」なんてことは、記憶があまりないのだが、



「なんか、得体の知れない(異性な)モノが寄ってくる」



ということはあったかもしれない。



 某所では顔を合わせる度に、


「○×△(むこがわの本名)〜ん♪!」


と叫びながら全力で、私に体当たりをしてくる女子高生がいた。


「○×△〜ん♪ うふん♪ あはん♪」


みたいなしゃべり方をいつもしている明るい子だったが、いつの間にか姿を見なくなったので、知っている人に尋ねると「なんでも貧しくて学校もやめて、ここにも通わなくなり、音信不通になった」そうだ。




 哀しいものである。



  きっと、彼女は、私にわけのわからない絡みをするのが、小さな楽しみだったに違いない。忍たま乱太郎の「とても可愛い」おしげちゃんに似ていた。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 武庫川の話には寄ってくる(変な)異性の話がよくでてくるので、どれだけイケメンの解脱者なのかと妄想している女子が多いことだと思うが、この際はっきり言っておこう。



 武庫川散歩という男は



 秋元康とタイムマシーン3号の容姿が面白い方と六角精児を足して3で割った



ような姿形(すがたかたち)をしている。





 うちには秋元康氏と対談したときの写真があるのだが、




 おんなじ(ような)顔が2つ並んでいる



と言っても過言ではない。


 秋元大先生の名誉のために言っておくが、きっと秋元氏のほうが男前であろうと思うが、このブログを読んでいる大抵の人にとっては、



 誤差の範囲



かもしれない。





 というわけで、武庫川の容姿については、どう頑張っても一定の領域を超えることはできないので、せめて中身くらいはイケメンになろうと思っているのだが、


 めざしているのは、もちろん古田新太大師匠


に他ならない。知らんだろうが、劇団新感線で主役やってる時の古田新太はめちゃくちゃカッコいいんだぞ。斉藤さんじゃないぞ。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜




 ここから口調が変わります。



 あいかわらず話が逸れにそれてしまいましたが、このブログの愛読者の方はもう慣れっこになっていると思うので、このまま続けることにしましょう


 というわけで、今日のお題は、勝手に人生相談シリーズ。



 妄想によって生み出された相談を、空想によって答えようとする新たな局面に突入です。



 話は、先日とあるニュースで掲載された、こんな記事からはじまります。


 寂聴氏、乙武氏へ「小説を書け」

 http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/06/27/0009227049.shtml



 記事は、デイリースポーツさんが元ネタ。


 このブログでもおなじみの生きる破天荒「瀬戸内寂聴さま」が、あの乙武氏へこんなエールを送ったとのこと。


「 (不倫相手が)5人いるってことは10人いるってこと」

「だから私は小説書けと言ったんですよ。小説家は全部そんなことしてますから」

 
いやあ、なかなか言いますなあ。


 しかし、そこは不倫の経験豊富な寂聴氏の言うことですから、きっと当たってると思います。


不倫とはゴキブリのようなものである。相手が5匹いるってことは、10匹くらいいるってこと!


・・・名言が生まれました。



 ところで、ここで素朴な疑問が!


「小説家って、全部そんなことしてるんですか?!」


・・・聞き捨てならんなあ。これを今回の勝手に人生相談ネタといたしましょう。



A.してます。かなりの高確率で、たぶんしてます。きっとしてます。うふん。


・・・というのは、かなり失言ではございますが、小説家に限らず、特に異性関係において繊細な人、というのは多くの確率で存在し、そうした人は色恋も盛んですが、芸術的な才能を発揮する場合もあります。


 誰とは言いませんが、歌舞伎俳優の方々とか、誰とは言いませんが、画家などの芸術家とか、誰とは言いませんが音楽を演奏なさるゲスな方の中には、

「不倫」

上等な方もおられるでしょう。



 これについては、奇しくも寂聴氏が、すごくわかりやすいことを言ってくれています。


「人を好きになるなんて、雷と一緒。落ちてくるもので防げない。どうしようもない。そのときに焼かれてしまうか、逃げるかだけ」


  芸術にセンシティブな人たちにとっては、異性との出会いや色恋というのは、ひとつの衝撃をもってビビビと心に入ります。


 なので、まさに雷のように、その色恋に「良い意味でも悪い意味でも」打たれ、心の琴線に響くわけです。


 さあ、そこでその恋の業火から逃れようとするのか、それとも情熱によって我が身もろとも焼かれてしまうのかは、まさにその人の時の運なのかもしれません。




 武庫川散歩は、解脱前に小説家をちょっとだけしたこともあります。生計を立てるほどではありませんが、この世にワタクシの何かが飛び出たことは事実です。


 そしてもちろん、「不倫した」こともあります。


 はい、当てはまりました。



 ちょっと他人より、異性との関係においてセンシティブなだけなのに、武庫川は女子たちから



「あんたは出会う異性を全員恋愛対象にしすぎだ!」


とののしられたり、


「武庫川さんにとって、みんなキープなんですね」


とさげすまれたりするんですが、誤解です!



 ご、誤解だ!誤解だそんなはずはない!


と六角精児が言ってるんです。説得力があるでしょう!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 武庫川の話になると分が悪いので、寂聴さんの話に強引に戻すことにしましょう。


 どうも、出家をするとなんでも許されるような風潮が日本にはあるらしく、まったくもっておかしな記事が別にありましたので紹介しておきます。



なぜ人気?エンタメ界に進出するお坊さん
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00000300-oric-ent

 
TVのバラエティなどでお坊さんネタが人気だね、というしょーもない記事ですが、この中に重大な事実誤認があったので、指摘したい!のです。



以下引用


「 “生臭坊主”、“破戒僧”的なキャラが先行した織田ブームへの反動かどうかはわからないが、やはり本来の宗教家としての僧に注目が集まり出し、“瀬戸内寂聴に話を聞く”的な人生相談や、哲学的思想を語る僧侶に世間の興味がシフトしたのかもしれない。」



ま、ま、ま待てーいいいいい!!!



 織田無道氏が百歩譲って生臭で、破戒僧なのはいいとして、瀬戸内寂聴さんが


「本来の宗教家」


とはどういうこっちゃ!!!



 あんたら瀬戸内寂聴がどんなお方か、知らんのか?!



 生臭で破戒的な人生といえば瀬戸内晴美を指すというくらいの寂聴さんだぞ!!ペ。


 それも、はるみちゃんが出家しようとした時、どこの寺も引き取ってくれなくて、唯一彼女の面倒をみてやろうと言ったのが、


昭和の怪人 今東光 さま


だぞ!



 作家でもあり、参議院議員でもあった今東光氏の大ヒット作が



「極道辻説法」

(のちに「毒舌身の上相談」と改題)


(中身はこのへんに転がってます)

http://okanejuku.blog92.fc2.com/blog-entry-242.html

http://homepage3.nifty.com/slowly/newpage23.htm

なんだからねっ!!





 このあたりの話が理解できる人は、正直に申し上げて



かなり、エロい



ことは間違いない。


 今日は最初から仏僧の話しかしていないのだが、それでも



エロい



ことは疑いようがない!




 というわけで、解脱者・武庫川散歩の覚者としてのジャンルがどのへんに位置するかは、推して知るべし。



 文句があったら、一回不倫ぐらいしてこい。



 ちゃんちゃん。


0 件のコメント:

コメントを投稿