2016年7月16日土曜日
<勝手に人生相談シリーズ 12 > ひきこもり女子なんです!どうすればいいの?
さあ、帰ってきた「勝手に人生相談」のコーナーです。
誰も頼んじゃいないのに、勝手に他人の人生に土足で踏み込もうとするこの企画。好評なんだか不評なんだか。
今日の元ネタはこちら! ドン!
「ひきこもり=男性」じゃない! 女性当事者が見つけた居場所とは
http://withnews.jp/article/f0160716003qq000000000000000W03j10101qq000013707A
withnewsさんからの引用ですが、男性ひきこもりがひしめくこの世にあって、
「女の子だって、引きこもりたい!」
というニーズがあることが、徐々に明らかになっているようです。
そういえば東映アニメの大ヒット作「プリキュア!」シリーズも
「女の子だって、戦いたい!」
がコンセプトでしたから、そりゃ相当隠れているでしょう。女子ひきこもり。
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少しバブリーな香りがする時代の人であれば、その昔女子には
「家事手伝い」
という名の、合法的引きこもりを意味する職業があったのを覚えていると思いますが、昨今は使われませんね。
親の方も経済的に体力がないので、娘に家事手伝いされた日にゃあ、「貧困女子」予備軍ということになってしまいます。
それはともかく、この記事からインスパイアされての今回の人生相談。
「引きこもり女子なのですが、これからどうしていけばいいでしょう」(20代女子)
という架空の設問を設定してみました。
引きこもり女子にはいくつかの特徴があります。
■ 社交的ではない。たぶん、明るくない。
■ 自分の容姿に自身を持っていなかったり、服装やファッションに価値を見出していない。
■ 友だちがいない。
■ 買い物や何かの手続きなどの実務的なことくらいはできるが、それ以外は外出が少ない。
■ 腐女子もしくは、異性との交流があまり得意ではない、もしくは好きではない。
まあ、難しいことは書かなくても、「ひきこもり男子」の性別だけ入れ替えたら、実は同じです。
これ以外にも、実はわたくし武庫川が知っている実例では
■ オタク。アニメ好き
とか
■ 高学歴で勉強はできる
とか、そういうタイプの方もおられます。
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男性でも女性でもおなじなのですが、引きこもりというのは
「自分が任務として社会から求められるであろう、社会的立ち位置に自信がなかったり、適合しづらい人」
の総称であるといえます。
男子であれば、「職業人として、自分で稼ぎ、(独身であれ家族もちであれ)家を経営してゆく」という立ち位置が求められますが、その実現に自信がなかったり不適合だったりすると
「ひきこもり」
まっしぐらです。
一方の女子とて同じで、「職業人もしくは妻もしくは母として、家を経営してゆく」という立ち位置なだけで、男子と本質的に異なるわけではありません。
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社会学的には、こうした人たちは、「息子であり、娘である」という立ち位置から、「元服・あまそぎして、成人した一人前の男女となる」という立ち位置に至るまでの
ちゅうぶらりん
なところで、ふわふわしています。年齢的には20歳を過ぎて成人したとしても、「社会的に通過儀礼を超えていない」ということでもあるわけです。
人間における通過儀礼にもいろいろあります。身体的な「毛がはえる」とか、社会的な「選挙にいく」とかはわかりやすいベタなものですし、
「1人暮らしをする」
とか
「結婚し、家庭を持つ」
とかも、通過儀礼のひとつです。
ひきこもりを「感情的、感覚的なもの(出たくない、関わりたくない、こわい、などの感情論)」として捉えると、当事者の感情をメインにする限り、おそらく早期の解決は難しいでしょう。
感情論でない解決策があるとすれば、当事者を
「システムや立ち位置にはめていく」
という方法が考えられます。
それは単純に「就職する」とか「結婚する」といったものではなく、彼らが「自分で一つずつ、いままでの自分とは異なり、新しいポジションへと段階を踏んでいる」と思い、理解できるものである必要があります。
だから、記事の中にも「メイク」が出てくるのです。
ただ、容姿に自信がないからメイクすればいい、という表面的なこと以上の効果がここにはあります。
「メイクをして、変化する」
ということは、いわば強制的に「立ち位置を変えられる」体験になるから感情無視なのです。
この場合、ただメイクをするだけでなく、「デート用の愛されメイク」と「ビジネス用のすっきりメイク」
などのいくつかのパターンを実習すると、
「引きこもりでは立てない、立ち位置・ポジション」
を発見することができます。ここに効果があるのです。
本来の人格とは無関係に現れる別の立ち位置は、ひきこもり女子を変えます。
なので、引きこもり系女子で、コスプレにはまる人が多いのはそのせいです。
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全然関係ないですが、わたくし武庫川は自分でも気付かないのですが妻に言わせると
「メイクの達人」
だそうで。
私自身は化粧なんかしたこともないし、他人に施術することもないのですが、
「その人に合うチークやらシャドウやらの色身を当てる名人」
なんだそうで。おまけに
「その人に合う服装の色合いをコーデする達人」
なんだそうです。
そのため、妻のファッションの買い物には、かならず連れていかれます。
ようするに、私は
パーソナルカラー診断
が、できるんでしょうね。もって生まれた力だそうです。
というわけで、引きこもり女子のみなさん。
まずは武庫川のパーソナルカラー診断を受けて、きゃわいくキュートになってください。
きっと幸せになれるはずです。
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