綺麗なお姉さんにぶたれたい!、とは思わない武庫川散歩です。こんにちは。
Mというより、どちらかといえばSです。こんばんは。
稀代の哲学者、武庫川散歩がかぎりなく一人語りをするというこのコーナー。
今日は連載の第3回目です。
現代の哲学者がテーマにしているという5つの問題。
前回はITの進化についてやりました。今回は2つめに行きます。
☆ 元ネタはこちら
いま世界の哲学者が考えていること
http://diamond.jp/articles/-/101911
(2)「バイオテクノロジー」は、私たちをどこに導くか?
【武庫川的哲学思想】やりたいようにやればいい。それが幸せかどうかはわからない。
遺伝子組み換え作物やら、試験管ベイビーやら、人間はとにかく「いじれそうなものを見ると、ついいじってしまう」病をやめられない生き物のようです。
原子爆弾が作れそうだから作っちゃう、とか。新しい元素が作れそうだから作っちゃう、とか。
妻じゃないんだけど「なんだか今日いけそうな気がする~♪」からついつい子供も作っちゃう、とか。
それはもう、手になんかついたらつい臭いをかいでしまうくらい、「避けようがない人間のサガ」なのかもしれません。
元ネタの記事では、
新しい時代の新しい人類、なんていい方をすればスマートな方で、ぶっちゃけて言えば
「遺伝子組み換え人間」
のことです。どんな進化をするのかわかったもんじゃありません。
倫理学や宗教学的には「神の作りたもうた人間に手を加えることは許されないのではないか?」と考えられる側面もありますが、実態としては人というものは、
「できそうだと、ついやってしまう」
ので。レオポンとかタイゴンとか、獣神サンダーライガー!とかをついつい作ってしまい、そして後から
「ちょっと可哀想だな、やっちまった」
と思うのです。
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したがって、これからヒトが行うであろう「ホモ・サピエンスに対する遺伝子操作」は避けようがないと思います。
そうでなくても、人類は10万年もの時間をかけて「勝手に」進化や変化を遂げてきているので、そこに人為的な何かを加えても、
べつにどうってことはありません
が、何かあった時にあとで後悔してもしらんもんね、ということだけは先に言っておくべきでしょう。
残念なことに、この地球上では「絶滅した生物」がたくさんいます。ヒトだけがそれを逃れられる、と考えるのは全くの見当違いで、
「何かをやらかしたら、いつでも死ねる」
状態にあることだけは忘れてはいけません。
解脱者からすれば、この世は無常なので、別にそうなったらそうなったで仕方ないよね、ということでもありますが、世間のたいていの人はそこまで覚悟がありません。
ですから、慎重になるべきだ!という意見もあるでしょう。
しかし「人を殺さないべきだ!」と主張したって、人は毎日人を殺すのですから、これはもはや止められないことだけは知っておくことが必要です。
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最後に、人間に遺伝子操作を応用しようとしている試みについていくつか紹介しておきます。
ほら、みんなやっちまいそうでしょ?
遺伝子組み換えで、自分の子供をデザインする話
https://courrier.jp/news/archives/6113/
暴走するあの国の研究者が、やっちまう話
https://courrier.jp/news/archives/6124/
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残り3つです。これまた次回へつづく。
(3)「資本主義」という制度に、私たちはどう向き合えばいいか?
【武庫川的哲学思想】 資本は幻想だったのかもしれない。モンスターと化した資本主義。
(4)「宗教」は、私たちの心や行動にどう影響をおよぼすか?
【武庫川的哲学思想】 この武庫川散歩が、完全なる宗教を創始しようじゃなイカ。
(5)私たちを取り巻く「地球環境」は、どうなっているか?
【武庫川的哲学思想】 滅びるまで、食らい尽くせばいいんじゃない?
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