2016年9月23日金曜日
【解脱者・武庫川散歩の”真”哲学論6】 地球にやさしいとか言う奴は、あなたに優しくない
現代の哲学に関する諸問題を追求してきたこのシリーズですが、いよいよ最終章です。
☆ 元ネタはこちら
いま世界の哲学者が考えていること
http://diamond.jp/articles/-/101911
(5)私たちを取り巻く「地球環境」は、どうなっているか?
【武庫川的哲学思想】 滅びるまで、食らい尽くせばいいんじゃない?
アフリカにまで「欧米的資本主義」が蔓延することになれば、それで世界の経済成長はいよいよ頂点までいきついたことになるわけですが、そうしたことを言い換えれば、つまりは
「資源を全部食いつぶした」
ということと同義であると言ってよいでしょう。
実際には、この地球には「質量保存の法則」があるので、使ってしまった資源も再利用できるものはしたらいいのですが、
アインシュタインの相対性理論以降この「質量保存の法則」はちょっと修正されていて
「質量・エネルギー保存の法則」
がより正しい、ということになっています。
これは簡単に言えば、何かを作るということは資源とそれにかかるエネルギーが変換されたということだよ、というものです。
だから、文化文明が発達して地球の資源を使い尽くせば、「近代的な完成物と成果が残って、資源はなくなる」ということになります。
元ネタのほうでは、「そもそも地球を食いつぶす人間は悪なのか」という議論についても触れられていましたが、解脱者的には
「そもそも、人類の未来なんて太陽の寿命の範囲内にしか存在できない」
と思っていますので、 未来永劫人類の歴史が続くなんてそれが妄想です。
おそかれ早かれ、ヒトは滅亡するので、心配無用です。
人類が資源を食い尽くすことが善か悪かなんて、どうでもいいことです。それは、恐竜は悪だったから滅びたのか?とかそういう議論をしているのと同じで、
完全に無意味
です。
氷河期みたいな気候変動や隕石が落ちてくれば、ヒトだっていつ絶滅してもおかしくありません。
あなたが明日クルマにぶつかって死ぬかもしれないのと同じことなのです。
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解脱者は、神を意識ある存在とみなしていません。ただ淡々と物理科学の法則が動いているシステマチックではあるけれど無意図な存在だと考えています。
その神のもっとも端的な表現が地球という存在であるとしたら、地球は「人間がいようが絶滅しようが、どうでもいいと思っている」に他ならないのです。
だから、「地球にやさしい行動を心がける」なんてのはナンセンスで、「あんたがやさしくしてほしいだけなんじゃないの?」と思う始末。
ましてやそういう人に限って、「ああしなさい、こうしなさい。これはやっちゃダメ」とか言いまくるので、
「地球に優しいということは、我々には優しくないということだ」
と言いたくなりますね。
みなさん誤解していますが、プラスティックも麻薬も、化学物質もヘロインも、
「ぜーんぶ、自然からできたものなんだよ(きらりん!)」
ということを忘れてはいけません。
自然には、毒物も劇物も、人間を滅ぼすものも最初から内包されています。
噴火すれば災害だ!と言いますが、ふだんは温泉に浸かって幸せ感じられるわけですから、人が自然に対する姿勢のほうが
いかにええかげんか
ということがわかるものですね。
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